内容説明
花押や押印、紙の種類や宛先の位置…「見た目」「様式」で楽しく読み解く中世の文書。頼朝から信長・秀吉・家康たちまで、心の内が見て取れる―古文書やくずし字の知識がなくてもOK!足利直義のドヤ顔の文書に伊達政宗の気配りの文書…機能と形から読み取れる役割と人間関係の縮図。国立歴史民族博物館の大好評企画展を書籍化!!
目次
第1章 朝廷と天皇の文書
第2章 武家の文書
第3章 文書が残るということ
第4章 さまざまな契約書
第5章 組織と儀礼
第6章 戦国大名の文書
第7章 近世の文書へ
著者等紹介
小島道裕[コジマミチヒロ]
元国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授。日本中近世史専攻。1956年神奈川県生まれ。1985年京都大学大学院博士課程単位取得。国立歴史民俗博物館企画展示「中世の古文書―機能と形―」(2013年)、「日本の中世文書―機能と形と国際比較―」(2018年)展示代表者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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