NEXUS情報の人類史〈上〉人間のネットワーク

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NEXUS情報の人類史〈上〉人間のネットワーク

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309229430
  • NDC分類 007.2
  • Cコード C0022

出版社内容情報





『下巻 AI革命』はこちら

『サピエンス全史』を超える衝撃――
知の巨人、6年ぶりの書き下ろし超大作
「ネクサス」(NEXUS)とは?
――「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などの意
石器時代からシリコン時代まで、
「組織」(ネットワーク)が力をもたらす
私たち「賢いヒト」(ホモ・サピエンス)は、10万年に及ぶ発明や発見や偉業を経て、途方もない力を身につけた。
それにもかかわらず、生態系の崩壊や世界戦争など、存亡にかかわる数々の危機に直面している。
 *
サピエンスが真に賢いのなら、なぜこれほど自滅的なことをするのか?
その答えは、制御しきれないほどの力を生み出す、大規模な協力のネットワーク――「情報ネットワーク」――の歴史にある。
 *
印刷術やマスメディアは文明に何をもたらしたのか?
そして、まったく新しい情報テクノロジーであるAIは、何を変えるのか?――
石器時代からシリコン時代まで、『サピエンス全史』の著者が、人類の歴史をいま再び新たに語りなおす!

内容説明

私たち「賢いヒト」は、一〇万年に及ぶ発明や発見や偉業を経て、途方もない力を身につけた。それにもかかわらず、生態系の崩壊や世界戦争など、存亡にかかわる数々の危機に直面している。サピエンスが真に賢いのなら、なぜこれほど自滅的なことをするのか?その答えは、制御しきれないほどの力を生み出す、大規模な協力のネットワーク―「情報ネットワーク」―の歴史にある。印刷術やマスメディアは文明に何をもたらしたのか?そして、まったく新しい情報テクノロジーであるAIは、何を変えるのか?―石器時代からシリコン時代まで、『サピエンス全史』の著者が、人類の歴史をいま再び新たに語りなおす!

目次

プロローグ
第1部 人間のネットワーク(情報とは何か?;物語―無限のつながり;文書―紙というトラの一〓み;誤り―不可謬という幻想;決定―民主主義と全体主義の概史)

著者等紹介

ハラリ,ユヴァル・ノア[ハラリ,ユヴァルノア] [Harari,Yuval Noah]
歴史学者、哲学者。1976年生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号を取得。現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えるかたわら、ケンブリッジ大学生存リスク研究センターの特別研究員もつとめる。2020年のダボス会議での基調講演など、世界中の聴衆に向けて講義や講演も行なう。また、『ニューヨーク・タイムズ』紙、『フィナンシャル・タイムズ』紙、『ガーディアン』紙などの大手メディアに寄稿している。社会的インパクトのある教育・ストーリテリング分野の企業「サピエンシップ」を、夫のイツィク・ヤハヴと共同設立

柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

132
情報が氾濫する時代に重要なのは、制御ではなく物語る力だとする。ユダヤ教やキリスト教の聖職者、ヒトラーやスターリンは優れた語り部であり、希望に満ちた未来の物語を示して集団のアイデンティティを形成する主導権を握った。しかし自らを不可謬とする語り部は自己修正メカニズムがなく、また一切を人の手で制御せんと望んで機能不全に陥った。歴史的には修正メカニズムを持つ民主主義が勝利したが、新たに生まれた人を超える知性であるAIが人に代わって語り部となるかもという、初めて経験する大いなるネクサス=転回点を迎えたのだ。(続く)2025/04/15

あらたん

64
とても興味深い一冊。上巻は情報ネットワークに焦点を当ててこれまでの歴史を振り返る。情報が増えれば真実が自然と炙り出されるという「素朴な情報観」の否定、全体主義と民主主義の長所と短所やテクノロジーの発展が両者に与えた影響など。キーワードは自己修正メカニズム。下巻はいよいよAIが社会に与える影響についての考察。2025/04/02

特盛

32
評価4/5。情報の歴史から紐解くAI社会批判が主題。情報を真実の写像として捉えるのではなく、ネットワーク/秩序を作る機能として再定義する。大規模な協力を可能にする共同主観、つまり物語の素材となる神話・官僚制の歴史が語られる。情報の流れる方向、その修正メカニズムから独裁制、民主制の歴史が整理される。下巻は行為主体として、決定、創造を行うAIがいかに人類史前例にない出来事か、またその進化の速さからの予測不可能性に警鐘を鳴らす。AIバブル期へのハラリからの応答としてちょっとビビリすぎか?とも思ったが独創的な良書2025/03/23

朗読者

18
図書館予約待ちのあやで下巻を先に読んだが、上巻から読んでいたら、下巻は読まなかったかもしれない。ユダヤ教対キリスト教、全体主義対民主主義。著者がユダヤ人なので、この話に力が入ってしまうのはわかるが、「情報」をテーマにしているのに、この話にこんなに文量を割く必要性はないと感じた。ハラリ氏には珍しく、客観と主観の境界が混じってしまっているように感じた。スターリンの無能さが延々と語られていたが、なぜ権力の頂点に立てたのだろうか。2025/04/24

タナカとダイアローグ

16
情報の流れをどうするかが、民主主義と全体主義の違いという観点が新鮮だった。あと、信仰と科学の違いは自己修正メカニズムがあるかないか。我々/非我々に境界をひくことも情報で、デマやイデオロギーに振り回されてきた歴史あり。教会への不満を逸らすために魔女、共産主義下の農業生産性が落ちた時にクラーク(ブルジョア農民)を捏造した悲劇。関東大震災の朝鮮人とか… 今はマジョリティかそうでないかに分断ができつつあるとおもう。(あと、広末涼子的なゴシップを楽しむ人とそうでない人) 情報は力って見方じゃなく、複雑な方を学ぶ。2025/04/13

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