内容説明
昭和20~40年代、かつて人びとはこのように生き、子どもたちはこのように遊んでいた…あまりにも懐かしい、路地・盛り場のすがた、ふるさとの村の暮らし。令和のいま、写真でよみがえる昭和の面影。
目次
都市懐旧編(街並みと暮らし;盛り場の風景;駅とみち;薗部澄の軌跡)
故郷回想編(むらの表情;働く風景;家と人;薗部澄の視線)
著者等紹介
薗部澄[ソノベキヨシ]
1921年、東京都生まれ。東方社、サン・ニュースフォトス、岩波映画製作所を経て、フリーランスのカメラマンとなる。風景写真・民俗写真の第一人者。平成6年度芸術選奨文部大臣賞を受賞。1996年3月逝去
神崎宣武[カンザキノリタケ]
1944年、岡山県生まれ。民俗学者。長年にわたり、陶磁器や民具、食文化、旅文化など、国内外の民俗調査・研究に取り組む。岡山県宇佐八幡神社宮司も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaz
1
さすがに自分の記憶以前の世界。興味はある。図書館の内容紹介は『昭和20~40年代、かつて人びとはこのように生き、子どもたちはこのように遊んでいた…。路地や盛り場から農山漁村まで、今はもう見られない日本の情景を、懐かしい写真とともに振り返る』。 2024/09/10
taiyou gyousi
1
ほんの数十年前の日本の日常。今では遠い昔のよう。「失われた」というタイトルが物語っている。 どの写真も笑いがある。通勤時の駅でも笑っている。今では信じられない。いつから日本には笑顔がなくなったのか。便利さの代わりに失われたのかもしれない。2024/08/08
おおい
0
後世に残さなければいけない貴重な写真集である。2025/01/20