出版社内容情報
ローマ誕生からビザンツ帝国滅亡まで
最新CGと図版で帝国の2500年を再現!
圧倒的反映を誇った世界帝国の全貌。
総図版点数、圧巻の850点!
●政治、戦争、宗教、日常生活、工学、芸術、人物、文学、学問など、あらゆるテーマを網羅。
●最新の研究をもとに、ロッセオ、パラティヌスの丘、古代ローマの住居などをCGで再現。外観はもちろん建物内部までが、誌面に立ち上がる。
●女性や労働者など、新たな視点も追加。
●地図や年表も随所に掲載され、数世紀にわたる歴史の概要をわかりやすく解説。
●貴重な遺跡や美術品の図版も多数。
【目次】※一部抜粋
1王政ローマ 紀元前753-前509年
伝説の中で生まれた街/イタリアの鉄器時代/エトルリア文明
ローマの建国神話/ローマの王たち/初期の宗教/共和制の誕生
2 共和政ローマ 紀元前509-前133年
都市国家から超大国へ/貴族と平民/征服された征服者/市民と権力/ローマの軍隊/イタリアの征服/ローマ市民であること/神官と宗教/古代ローマの女性たち/都会と田舎/ギリシアの征服/奴隷制
3 共和政の危機 紀元前133-前27年
独裁への道/内乱/第3次奴隷戦争/ガリアの征服/マルクス・トゥッリウス・キケロ/大なるポンペイウス/カエサルの内戦/ローマ暦/ローマ人のように食べる/パクス・ロマーナ/死と埋葬
4 帝国の最盛期 紀元前27-紀元後192年
ローマ帝国の拡大/成長する帝国/言葉の力/ティベリウスのカップ/帝国の果て/ローマの建築物/小アグリッピナ/ネロ帝/ウェスィウス火山の噴火/贅沢な見世物/コロッセウム/命がけの戦い/パンテオン/ハドリアヌスの長城/帝国の装身具/マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝
5 移行期の帝国 紀元後192-395年
危機とキリスト教/ローマのカルト教団/カラカラ浴場/ローマの歴史家/アウレリアヌス帝の時代/ローマ・ペルシア戦争/コンスタンティヌス大帝/キリスト教の台頭/ファッションと美容/古い宗教と新しい宗教
6 西ローマ帝国の滅亡 紀元後395-476年
衰退と転落/コンスタンティノープル/ゲルマン人の大移動/西ゴート人のローマ略奪/後期のローマ皇后たち/「ローマのヨーロッパ」の終焉/科学と知識/法と正義/ローマの失われた建築/西ローマ帝国の滅亡/ビザンツ帝国
内容説明
リアルCGで甦る世界帝国の2500年!あらゆるテーマでその核心に迫る。貴重図版も多数。総図版点数800点!
目次
1 王政ローマ―紀元前753‐前509年
2 共和政ローマ―紀元前509‐前133年
3 共和政の危機―紀元前133‐前27年
4 帝国の最盛期―紀元前27‐紀元後192年
5 移行期の帝国―紀元後192‐395年
6 西ローマ帝国の滅亡―紀元後395‐476年
著者等紹介
本村凌二[モトムラリョウジ]
東京大学名誉教授。専門は古代ローマ史。1947年生まれ。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授、早稲田大学国際教養学部特任教授を歴任。著書に『薄闇のローマ世界』(サントリー学芸賞)など多数
辻元よしふみ[ツジモトヨシフミ]
服飾史・軍事史研究家、翻訳家。陸上自衛隊需品学校部外講師。早稲田大学卒
辻元玲子[ツジモトレイコ]
桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒。ドイツ国立ミュンヘン音楽・演劇大学にてハンノ・ブラシュケ教授に声楽を師事、同大学特別課程修了。歴史考証復元画家(ヒストリカル・イラストレーター)、陸上自衛隊需品学校部外講師。日本で数少ないユニフォーモロジー(制服学)と歴史復元画の専門画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。