内容説明
幕末・明治期に来日した外国人は日本をこんなふうに見ていた―。日本の自然、食べ物、街や村のようす、政治、人々の生活と国民性…。今から約150年前の外国人の目を通して見る、日本という国の意外な姿!
目次
第1章 美しい自然と街と村
第2章 社会の仕組みと制度
第3章 不思議な日常生活
第4章 礼儀正しく実直な人々
第5章 「別世界」の食べ物と装い
第6章 男と女と幸福な子ども
第7章 さまざまな職業と仕事ぶり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
28
旧版タイトルどおり「どう見られていたか」の引用をテーマ別に整理したもの。日本素敵だったり恥ずべしだったり価値判断ぽい記述もあると思いきや、分析/文責は原著者だから気楽に読んでね、両論併記したし〈切り取りだ〉とか言わない約束でヨロシク!の構え。これを機に文化相対主義に興味をもっておこう。◉雑草と泥棒と食事量は少ない。銭湯と玩具が多くて、親切心と向学心、技術力は高い。そして畳に正座、和装と丁髷、混浴、遅れた医療には仰天。「牛肉を食べてビールを飲めば一人前になれると思っている馬鹿な鳥(オウム)」という風刺画。→2024/12/30
TI
7
明治のころの生活などがわかる本は興味がありよく読むが世の本も基本的には当時の生活がわかる。5―6ページで1つの項目が終わるから読みやすい。2024/04/08
かつ子
0
幕末〜明治にかけての日本の風景・生活・文化・などが、来日した外国人たちの目にどう映ったか、どのように書き記されているかを紹介した一冊。サイズが大きいので読みやすく、幕末〜明治の庶民の暮らしぶりがよく分かる。あの偉人も日本に来たことがあるのか、という驚きもあった。2024/09/19