出版社内容情報
ロシアのプーチンと一人で闘うウクライナの大統領ゼレンスキーとは何者なのか? ロシア語を話し、コメディアンとしても鳴らした注目の人物の謎と今後の動きを、克明に明かす初めての本。
著者情報
ラジオ・フランス・アンテルナシオナル、フランス24、ル・フィガロ紙の通信員をソヴィエト時代から携わり、プーチンを20年以上追う。オレンジ革命を取材後、ジョージアに20年以上滞在してウクライナを取材。
内容説明
「親ロシアの道化師」とも呼ばれたゼレンスキーをプーチンは完全に見誤った。意志の強さ、強気の交渉力、徹底抗戦の決意。新しいタイプの政治家であり、国民が共感できる言葉をもっている。「この戦争は、生きる権利、民主主義、自由という、人類の価値を守る戦いだ」。国民的アイデンティティの受け皿になって、国が進むべき道を示す。
目次
第1章 演じたことのない場面
第2章 ドラマの大統領から現実の大統領へ
第3章 95地区の芸人
第4章 オリガルヒとの緊張関係
第5章 プーチンとの交渉
第6章 複雑な欧米諸国
第7章 歴史に出会う場所で
著者等紹介
ジャンテ,レジス[ジャンテ,レジス] [Gent´e,R´egis]
フランスのジャーナリスト。ウクライナで起こった2004年のオレンジ革命、2008~2009年のロシアによる天然ガス供給停止問題、ドンバス地域の紛争など、揺れ動くウクライナの情報収集を重ねてきた。現在、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)や『ル・フィガロ』などで活動
シオアン,ステファヌ[シオアン,ステファヌ] [Siohan,St´ephane]
フランスのジャーナリスト。2013年からウクライナに生活の拠点を置き、マイダン革命、ロシアによるクリミア併合、ドンバス地域の紛争などを取材してきた。首都キーウでゼレンスキー大統領就任の状況分析を行ない、大統領の記者会見にたびたび参加。現在、『リベラシオン』のウェブサイトでウクライナの戦況を定期的に伝えている
岩澤雅利[イワサワマサトシ]
翻訳家。東京外国語大学ロマンス系言語専攻、修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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