出版社内容情報
美味しい料理は道具で進化した! 調理道具の歴史をたどり、人々の食習慣や食文化をどう変えてきたかを読み解く。待望の新装版
内容説明
美味しい料理は道具で進化した!道具の進化によって、料理は使用人ではなく自らが行なうものとなり、また楽しむものとなった。ローマ人はフライパンで揚げ物をつくり、20世紀に入るまではオーブンの温度は手の痛みや紙の焦げ具合で測定し、フォークは17世紀にイタリアから広まった…。キッチンに並ぶスプーンや包丁、鍋釜、計量器具、泡立て器、コンロ、フードプロセッサー、電子レンジ、冷蔵庫といった料理道具の数々はどのように発明され、改良されてきたのか?誰も書かなかった料理道具の歴史!
目次
第1章 鍋釜類
第2章 ナイフ
第3章 火
第4章 計量する
第5章 挽く
第6章 食べる
第7章 冷やす
第8章 キッチン
著者等紹介
ウィルソン,ビー[ウィルソン,ビー] [Wilson,Bee]
1974年イギリス・オックスフォード生まれ。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで博士号を取得後、ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジの特別研究員として政治思想史を研究。1998年から2003年まで「ニュー・ステイツマン」誌のフードライターとして健筆を揮った。現在は「サンデー・テレグラフ」紙に毎週、食に関するコラムを寄稿。この功績により、「ギルド・オブ・フードライターズ」から年間最優秀フードジャーナリストに3度選ばれた
真田由美子[サナダユミコ]
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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