出版社内容情報
エタの語源はわかっていない。著者は巫女などを指すイタコなどの元になった「イチ」にその語源を求め、差別の根源に迫る。
筒井 功[ツツイ イサオ]
著・文・その他
内容説明
差別の根源を呪的能力者賎視にみる。市が立ちそうもない人里離れた山間部に、なぜ市ノ瀬、市野々など、「市」の字がつく地名が多いのか―。「イタコ」「イタカ」「イチコ」「ユタ」などとともに、「イチ」という言葉に「エタ」の語源を見出し、差別の根源を明らかにする書き下ろし論考。
目次
第1章 中世の被差別民たちの姿
第2章 「イチ」とは、どのような人びとであったか
第3章 エタと猿まわし
第4章 「イチ」の歴史をさかのぼる
第5章 箕作り・渡し守は、なぜ差別されたか
第6章 地名から見える「イチ」の昔
第7章 「坂ノ者」小史
第8章 雨乞いの今昔
第9章 古代から中世にかけて大きく変化した
第10章 祭礼の先導役と被差別民
著者等紹介
筒井功[ツツイイサオ]
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続けている。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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