アレクサンドロス大王 東征路の謎を解く

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309227191
  • NDC分類 226.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

大王が世界征服の野望を胸に走った東征の道に残る多くの謎を、詳細な文献検証、実地調査でいくつもの新事実を明らかにする。

内容説明

大王が世界征服の野望を抱いて駆け抜けた道。実際のルートは?ペルシア帝国との激戦地はどこか?定説を疑い、古典史料を再検証した著者は、真実を知るために、2300年前の戦いの地へと赴く。ザグロス山脈を越えて、伝説の実像が明らかになる!机上にとどまらない歴史研究とは何かをあらためて考えさせられる、歴史にかかわるすべての人必読の一冊。現地調査の臨場感あふれる旅行記も収録。

目次

序章
第1章 ウクシオイ門の戦闘
第2章 ペルシア門を求めて
第3章 ペルシア門の戦闘
第4章 ペルシア側の戦略
第5章 「王の道」を復元する
第6章 ダレイオス三世の逃走と最期

著者等紹介

森谷公俊[モリタニキミトシ]
1956年、徳島県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京都立大学人文学部助手を経て、帝京大学文学部教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史。著書の他に訳書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピオリーヌ

11
アレクサンドロス大王の研究者である著者が、イランにおけるアレクサンドロスの遠征経路を、古典史料の再解釈と実地調査に基づいて再構成した内容。400頁弱の学術書だが、合間に旅行記が掲載されており肩の力を抜いて気楽に読める。イランではどこでも警察が目を光らせており、何かと妨害を受ける場面もあり、緊迫感も感じられる内容。日本の平和さをも実感する。2021/12/08

ジュンジュン

8
長らく通説とされてきた東征路を批判したスペック論文の真偽を確かめるべく、現地調査に赴いた著者。何もそこまでしなくても、と当初は思ったが、イランというお国柄上、欧米の研究者は難しい。なら案外、良好な関係を築けている日本人が向いているかも、と思えてきた。さて内容、学術書+旅行記という珍しい構成。旅行記で息継ぎできるが、さすがに検証部分はしんどい。東征路=当時の幹線道路「王の道」。言われてみれば、なるほど、大王のルートを明らかにする事は王の道をも確定する事になるのか。2022/12/27

takao

1
☆冒険譚2021/01/26

Kozue Hasebe

0
★★★★2019/10/01

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