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遠すぎた家路―戦後ヨーロッパの難民たち

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  • サイズ B6判/ページ数 625p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309226262
  • NDC分類 230.7
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ナチスなどによる膨大な難民が、戦中から戦後にかけて各地をさまよい逃げた。巨大な人口移動はいかに戦後をつくったか?

【著者紹介】
1948年、イギリス生まれ。オックスフォード大学卒業。テレビ・プロデューサー。エミー賞受賞の番組『The World at War』ほか、数多くの歴史・科学関係のドキュメンタリーをBBCなどで制作。

内容説明

行き場のない数百万の放浪者!―それは大事件だった!想像を超えた苦難と悲劇の実話。迫害、食糧、伝染病など、多くの要因が絡む巨大な人口移動が、いかに戦後をつくったかを詳細に描く!

目次

戦争遂行機構に燃料を供給する
食糧と自由
「果てしない混乱の原因」
「ヨーロッパの半分の国の人びとがぞろぞろと」
絶好のタイミング
難を免れ、残った者
「けだものに餌をやるか?」
お金か死か
「さっさと慣れろ」
「たとえその門が閉ざされていても」
「スクリャーニンク」
「救うのが先、議論はあとまわしだ」
「破壊をひどく見くびってました」
「住み、食べ、産み、待つ」
「子どもの最善の利益」
「良い血統」
「生きてそれを見た」
アメリカの応分な負担
遺産

著者等紹介

シェファード,ベン[シェファード,ベン] [Shephard,Ben]
1948年イギリスに生まれ、幼少期を南アフリカのケープタウンで過ごした。同地のダイオセサン・カレッジ(私立男子高校)、ロンドンのウェストミンスター・スクール(伝統的なパブリックスクール)で学び、オックスフォード大学史学部を卒業後、テレビ・プロデューサーとなった。エミー賞を受賞したシリーズ番組『The World at War』など、歴史や科学関係のドキュメンタリーをBBCやチャンネル4で数多く手がけている

忠平美幸[タダヒラミユキ]
1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館司書を経て現在は翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

15
第二次大戦を扱った映画やドラマは最後には勝利を祝う国民のショットで終わる。しかし現実はそこからの生活がついてくる。第二次大戦で大量に発生した難民DP-Displaced Person-達がどのように帰還を果たしたか、或いは果たせずどうなったかを、彼等に関わった人々の証言を元に追ったノンフィクション。難民が最も多く発生するのは戦争。であるなら、当分日本には縁のない話だ。しかし最近のように天変地異が頻繁に起きたり、或いは原発事故のような人災が起これば、Displaced Personは少なからず発生する。2015/06/06

inarix

8
第2次世界大戦が誘引した欧州の悲劇で誰もが知るのはホロコーストやポグロムによるユダヤ人迫害。しかし迫害を受け、故郷から逃れ、終戦後に至っても帰る場所を失った人々は、ユダヤ人だけではなかった。北欧、東欧から、民族的迫害、政治的迫害を受け西欧に逃れた夥しい数のDP(ディスプレイスト・パーソン=行き場のない人々)の苦難。彼らの救済に取り組む国際機関はしかし、戦勝国のパワーゲームから逃れられない。欧米から中東を巻き込む、民族問題、移民問題の失敗の記録で、物語。本文500ページ超の分厚さ。2016/03/13

takao

2
ふむ2022/10/25

unpyou

2
第二次大戦の終結は、故郷から引き離された余りにも多くの国籍の人々が難民として投げ出される瞬間でもあった。ナチは軍隊に注いだ労働力の補填のために、多くの東欧の人々を連行し労働力にしていたのだ…戦後世界がこの強制移住者らを母国に帰そうと努力する一方、バルト三国人、ウクライナ人やポーランド人はロシアの支配下にある母国に戻る事を望まず、国際機関の調査を誤魔化すことまでした…。全く一筋縄でいかない難民と人道政策の困難が開陳され、問題が決して過去のものではないという思いを新たにさせられる。ちょっと長すぎな感はあり。2016/11/06

ひろただでござる

0
戦争は混沌だけを残す。そのうえ敗戦国の人間は報復にも耐えなければならない。難民たちの希望と各国の思惑によって現在の枠組みが出来たのではないかと想像できる。内容の悲惨さとは別にとても読みにくかった。2017/01/24

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