応神天皇の正体

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309225654
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

古代史の謎をすべて解き明かすには、応神天皇の秘密を暴かねばならない!日本各地で祀られる「八幡神」応神天皇。なぜわれわれは、伝説上の人物で、正体の知れない神を崇敬し、祀りあげているのか?その秘密を大胆な解釈で捉え直す、渾身の本格論考。

目次

第1章 応神天皇は実在したのか?(実在したはずなのに正体がはっきりとしない応神天皇;初代王をめぐる謎 ほか)
第2章 河内王朝と応神天皇(河内王朝はどこからやってきたのか;河内王朝論の論拠 ほか)
第3章 八幡神とトヨの秘密(なぜ八世紀に八幡神が都にやってきたのか;皇位継承問題に口出しをした八幡神 ほか)
第4章 応神天皇と宝の国・新羅(なぜ卑弥呼はヒスイを魏に贈らなかったのか;「神功皇后の時代」を知る手がかり ほか)
第5章 倭人と秦氏と応神天皇と葛城氏(倭人とは何者なのか;倭人は中国南部の越人だった? ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに日本古代史を研究。以後、古代をテーマに精力的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のぶりん

3
謎めいた出自や長寿故に気になるが、神功皇后と応神(品陀和氣命)の倭と百済との関係が大陸側からの資料と結び付けてのストリー展開でさらっと読みやすかった。2017/07/05

6だ

0
河内王朝の真偽からその始祖ともされる応神天皇の正体を、日本書紀その他の国内外の文献の記述と各地に残る旧跡・伝承から紐解いて行く。著者の他の近刊のように、藤原家や蘇我家などに関する詳細解説を既刊の自著に委ねてたりと、この一冊だけだと判り難い部分も多いが、聖武天皇が仏門に帰依する過程や神功皇后と武内宿禰、アメノヒボコ、渡来系人脈、論衡に出てくる「倭」の正体、などは本書で新たに、或いは既刊より突っ込んだ論考が行われている。2012/12/05

tetsu

0
そうだったんだ。2012/03/09

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