完本 天の蛇―ニコライ・ネフスキーの生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309225432
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0039

内容説明

ロシア人ニコライ・ネフスキーは1915年に来日、十四年間の日本滞在中に、オシラ神・アイヌ語・宮古方言などの日本民俗・言語・文化研究に大きな業績を残し、1929年、革命後の故国に帰り、西夏語研究などに前人未踏の境地を拓いた。しかし、無惨にも、彼の学問とは無縁の「国家叛逆罪」という無実の罪によって、日本人の妻イソとともにいわゆる「粛正」の犠牲となった。ライフワークともいえる永年の調査・研究をもとに、この悲劇の天才の学問と生涯を感動的に描き出す。ロシアの地で消された天才言語学者の、生涯を追ったノンフィクション。大佛次郎賞受賞。その後の「死の真相」解明を増補し、完本として復刊。

目次

第1章 ヴォルガの岸辺で
第2章 ペテルブルグにて
第3章 日本留学と学友たち。ロシア革命
第4章 東京在住時代
第5章 帰国の延期
第6章 小樽在住時代
第7章 大阪在住時代
第8章 西夏語の研究
第9章 単身帰国とイソ母子のソ連渡航
第10章 帰国後の活動
第11章 学者ネフスキーの死
第12章 ネフスキーの「復活」
付録1 回想のネフスキー
付録2 エレナ・ネフスカヤ訪問記
増補 ニコライ・ネフスキーと家族、その後の真相

著者等紹介

加藤九祚[カトウキュウゾウ]
1922年、韓国慶尚北道生まれ。シベリア・中央アジア文化史家。関東軍第1方面軍139師団工兵大隊に所属し、45年旧満州で敗戦、ソ連軍の捕虜となる。東部シベリアに抑留、収容所を転々とし、50年帰国。上智大学文学部ドイツ文学科卒業後平凡社に入社後、上智大学非常勤講師、上智短大助教授、国立民族学博物館教授、相愛大学教授、創価大学教授などを歴任。ロシア科学アカデミー名誉歴史学博士。『天の蛇』で第三回大佛次郎賞受賞、他に南方熊楠賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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