内容説明
これから中国はどうなるのか?躍進する超大国の「弱点」とは何か。中国の本質を「膨大なデータ」から徹底的に読み解く。
目次
1 激変する中国経済の実態を把握する情報地図(好調だった経済に翳り 中国経済の減速で世界はどうなる?;後進国型の経済構造 中国経済を減速させる3つの要因 ほか)
2 政治と国際関係の本音を探る情報地図(政治的歴史と民族性 数千年の政治的環境が中国人をつくった;現存する皇帝システム 最高権力者は国家ではない。共産党なのだ ほか)
3 中国社会の「問題点」を理解する情報地図(激烈な受験戦争 都会のエリートがめざす重点大学;義務教育の現状 農村部の義務教育は進んでいるか? ほか)
4 生活と産業のインフラを掴む情報地図(エネルギー事情 世界のエネルギー資源を貧欲に狙う大国;中国の鉄道 大盤振る舞いの鉄道建設予算への不安 ほか)
著者等紹介
孔健[コウケン]
1958年、中国青島市生まれ。本名は孔祥林、孔子第75代直系子孫。チャイニーズドラゴン新聞社編集主幹、SBI大学院大学教授、孔子塾主宰。山東大学日本語科を卒業後、中国画報社に勤務。85年に来日、中国画報社駐日総代表として活躍するかたわら、上智大学大学院新聞学博士課程修了。現在、中国画報協会副会長、NPO法人日中経済貿易促進協会理事長、孔子文化大学副学長、北海科学技術院院長。日中問題のコメンテーターとして、テレビ、新聞、雑誌などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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