出版社内容情報
古代メソポタミアから大航海時代を経て今日まで地図はどのように発展してきたのか。世界像と世界地図をめぐる101の謎を解き明かす
内容説明
世界地図の成り立ちは世界の歴史を反映している。紀元前の世界図から、衛星で観測する地球図まで、101の謎が地図にかくされた歴史の光と影をあぶり出す。
目次
第1章 地球を宇宙から直接見る時代(地球を見る衛星は現在、いくつ飛んでいる?;地球を観測するために最初に打ちあげられた衛星はランドサット? ほか)
第2章 文明が発達し地図が誕生する(最古の世界地図は、メソポタミアでつくられた「バビロニアの世界図」?;ギリシアではじめてつくられたヘカタイオスの世界図ってどんな地図? ほか)
第3章 世界地図の大きなうぶ声(一四九二年八月三日、新しい地図をつくる航海がスタートした?;コロンブスは第一回目の航海でジパングを発見した? ほか)
第4章 大航海時代が地図をつくる(太平洋を最初に発見したのは世界一周をはたしたマゼランである?;マゼランの世界一周は地図制作に一大変革をもたらした? ほか)
第5章 世界地図のなかの日本地図(北京で世界地図の翻訳をしたマテオ・リッチとはなにもの?;世界地図に、はじめて日本海と北海道が描かれたのはどの地図? ほか)
著者等紹介
澤近十九一[サワチカトクイチ]
1944年、東京にうまれる。東京都立大学大学院中退。1973年より自然誌「アニマ」の編集陣に参画、1981年より編集長。1994年よりマイクロソフト・デジタル百科事典「エンカルタ」プロジェクト・マネージャー。科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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