賎民とは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309224800
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0039

内容説明

被差別部落研究の第一人者であった喜田貞吉による、もっとも簡潔でわかりやすい賎民研究の名著『賎民概説』に、関連文献を併せた決定版。陵墓の守り人、葬送、牛馬の処理に携わった人、坂の者、放浪者、祝福芸能者まで、差別と被差別の構造を歴史的に考察する。

目次

賎民概説
牛捨場馬捨場
放免考
旃陀羅考―日蓮聖人はエタの子なりという事
濫僧考―河原者・坂の者・宿の者・非人法師
濫僧考補遺
特殊部落ということについて―まず部落としての集団的取扱いを廃せよ

著者等紹介

喜田貞吉[キタサダキチ]
1871年、徳島県生まれ。歴史学・考古学・民俗学。京都帝国大学教授。アイヌ・蝦夷研究、法隆寺再建論、被差別部落研究の先駆者。1939年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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石橋

1
「賎民」を語る前に「良民」とは何かの問いから始まる。良民=大御宝(おおみたから)とよばれていた。天皇の土地で食料を作る人びと(大御田族おおみたから)が民であり、それ以外は非民。なるほどわかりやすい。それは良いのだが、編集の問題だろうが、やたら同じ主張が繰り返されて混乱する。もっとコンパクトに収まると思う。2019/10/14

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