韓国の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309224718
  • NDC分類 221
  • Cコード C0022

内容説明

長年韓国に暮らし、その文化・社会・人に心身ともに親しんできた著者が新しい世代に向けてわかりやすく綴る「韓国通史」の決定版。

目次

第1章 古代から統一新羅へ
第2章 高麗時代
第3章 朝鮮王朝の成立
第4章 社会の変化と実学
第5章 列強の侵略と近代化
第6章 植民地支配下の朝鮮
第7章 解放から南北分断、そして新時代へ

著者等紹介

李景〓[リキョンミン]
1946年韓国済州道生まれ。1973年パリ大学政治学部卒。同大学院博士課程を経て、京都大学人文科学研究所に学ぶ。京都精華大学、京都大学文学部講師を歴任。札幌大学教授。専門は国際関係論

水野俊平[ミズノシュンペイ]
1968年北海道出身。天理大学朝鮮学科卒。韓国・全南大学大学院国語国文学科博士課程修了。同大学客員教授、明知大学講師などを経て2006年より、北海商科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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井上裕紀男

21
朝鮮の成り立ちについて深く知らず、古朝鮮から通史で流れを掴むことができ、日本との共生についてのチャンスが幾度もあったのだということも知り得ました。 高句麗・百済・新羅が及ぼした日本への影響は大きく、読んでいると武寧王陵をはじめ韓国に行ってみて見たくなる。 朝鮮通信使が江戸時代に途絶えていますが、続けていれば明治以後の無駄な戦争も無く、違う歴史が誕生していたのではないかと思いを馳せてしまいました。 内乱は続いた朝鮮だが、外国への侵略が一部を除き見られないことに敬意を表します。2021/05/29

きさらぎ

6
建国神話から三国時代を経て新羅・高麗・李朝鮮、そして日韓併合から南北分断、そしてワールドカップから韓流まで。著者は古代から現代までの通史を書き、しかも全ての歴史に平等に30~40頁を割いているのがまずすごいと思う。記述は平易で明確。日本史から見ているとどうしても「点」になりがちな隣国の歴史だが、たとえば百済と高句麗と新羅がどんな風に絡み合っていて、その中で日本や唐とどんな風に関わりあってきたのか、朝鮮半島の内側に入って見ることが出来てとても興味深かった。2015/12/16

惰性人

4
お隣の国の歴史を知っていますか?古代から現代まで、日本と深いかかわりを持つ韓国の歴史をサッと学ぶのによい本です。2010/05/08

偽教授

3
ざっと読んだ限りまっとうな本だと思う。2013/08/17

ELW

2
 どちら側の意味でもわりと違和感なく読める内容で安堵。『朝鮮王朝実録』以来の李朝の復習になったし、ようやく、李承晩政権から朴正煕政権を経て、民主化に続く時代が頭の中で繋がった。しかし、ベトナム特需が$10億で、日韓基本条約が無償と借款で$5億ねぇ。2017/01/06

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