内容説明
ペルシア帝国(イラン)とインドに挟まれ、米ソ冷戦など大国の争いに巻き込まれ続け、9・11の同時多発テロで世界の注目をあびたアフガニスタンの国内外の問題と歴史的経緯を知るための必読書。
目次
第1部 古代~近代(アフガニスタン前史;アフガニスタンのはじまり;アフガニスタン統一国家への道;近代化への歩み;模索の時代)
第2部 現代(対立の二〇年;冷戦下の親ソ連政権;タリバンの誕生;反タリバンの動き;タリバンの孤立化;同時多発テロとアメリカの空爆)
著者等紹介
前田耕作[マエダコウサク]
1933年生まれ。名古屋大学文学部卒業。和光大学表現学部イメージ文化学科教授。アジア文化史、中央アジアの考古美術専攻
山根聡[ヤマネソウ]
1964年生まれ。大阪外語大学助教授。パキスタン・パンジャブー大学オリエンタル・カレッジ・ウルドゥー文学専攻修士課程修了。ウルドゥー文学・南アジアのイスラム文化研究を専攻
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