内容説明
ヘンリー8世からダイアナまで。愛憎に満ちた500年のゴシップと真実。200点以上の「諷刺漫画」で見る王室事情。
目次
1 ヘンリー八世からジョージ一世まで
2 ジョージ二世
3 ジョージ三世
4 ジョージ四世
5 ウィリアム四世
6 ヴィクトリア女王
7 エドワード七世
8 ジョージ五世
9 エドワード八世
10 ジョージ六世
11 エリザベス二世
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
1
英国風刺画コレクションの大家が、自身のコレクションの中から王室を対象にした作品を引用しながら、16世紀のヘンリー8世から90年代のエリザベス2世在位時までの歴史を概観する。風刺と言っても、近世の16世紀辺りでは露骨に表現すると首が飛ぶ時代であり、「ローマ教皇に対抗する国王」のような政治プロパガンダの一種の色彩も強い。それが18世紀のハノーバー朝(現在の英王室)の時代になると、段々王室自体を揶揄する国民の視線が現われてきて興味深い。この手の作品はテーマが生ものなので、当時の政治状況の解説つきだと理解も進む。2026/03/29
もとせ
1
20頁引用【エドワード七世は、筆者が「即位因子」と呼んでいるもの、つまり皇太子が国王になると、諷刺画も敬意を払うようになるという現象のおかげで得をした。(略)エドワード七世もこの現象に助けられたことは確かだ。諷刺画家たちは以前より丁重になった。とはいえ、それはある程度、実際に変化が起こったためでもあった。エドワード七世は、皇太子としてはお粗末だったが、国王としては上出来だった。その点、皇太子としては上出来だったが国王としては実にお粗末だったエドワード八世といい勝負だろう。】2012/05/12
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