ボクの大東亜戦争―心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出

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ボクの大東亜戦争―心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309222318
  • NDC分類 916
  • Cコード C0021

内容説明

昭和18年、スマトラ島に送られた古典研究の学徒が、軍隊に絶望しながらも、軍隊の裏方、輜重兵(食料、衣服、武器などを輸送する係)となり、現地の人々との交友によって日本書紀の「八紘一宇」、いまでいえば「地球家族」を実践しようとした孤軍奮闘記。

目次

第1章 教育召集
第2章 教師出陣
第3章 タルトンの休日
第4章 花のシャンタル病院
第5章 山村ブルブランアラ
第6章 野戦倉庫時代
第7章 終戦前後
第8章 復員はしたけれど

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

subuta

1
輜重兵としてインドネシアに送られた著者の回想録で、徴兵検査を受けてから出征、復員して家族と再会するところまでを書いている。本文を読む限り、終戦まで空襲を受けた他の戦闘に遭うこともなく、食料も潤沢で飢えとも無縁だったようだ。長い間一等兵のままで昇進が遅かったにも関わらず、東大出の学者というエリートの矜持が言動のあちこちに見られて面白い。2017/08/03

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