光と糸

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光と糸

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  • サイズ 46判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309209418
  • NDC分類 929.14
  • Cコード C0098

出版社内容情報

世界は、なぜこれほど暴力的で、同時に、なぜこれほど美しいのか? 著者自身が構成を編み上げた、ノーベル文学賞受賞後初の作品がついに刊行。光へ向かう生命の力への大いなる祈り。


「最初から最後まで光のある本にしたかった」
――ハン・ガン

「人間性の陽溜まりと血溜まりと。その二つが常に隣り合っていて、どちらかへ行こうとしたらもう一つも絶対に通らなくてはいけない。ハン・ガンの小説にはそんなところがある」
――斎藤真理子


ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」全文、創作についてのエッセイ、5編の詩、光を求めて枝葉を伸ばす植物をめぐる庭の日記、そして著者自身による写真を、著者自らが編んだ、ハン・ガン自身によるハン・ガン。


過去が現在を助けることはできるか?
死者が生者を救うことはできるのか?
――本文より

*****

目 次

光と糸
いちばん暗い夜にも
本が出たあと
小さな茶碗

コートと私
北向きの部屋
(苦痛に関する瞑想)
声(たち)
とても小さな雪のひとひら

北向きの庭
庭の日記
もっと生き抜いたあとで

訳者あとがき

*****


【目次】

内容説明

ノーベル文学賞受賞後初の作品。世界は、なぜこれほど暴力的で、同時に、なぜこれほど美しいのか?光へ向かう生命の力への大いなる祈り。ノーベル文学賞受賞記念講演、エッセイ、詩、日記、写真を著者自ら編んだ、ハン・ガン自身によるハン・ガン。

目次

光と糸
いちばん暗い夜にも
本が出たあと
小さな茶碗
コートと私
北向きの部屋
(苦痛に関する瞑想)
声(たち)
とても小さな雪のひとひら
北向きの庭
庭の日記
もっと生き抜いたあとで

著者等紹介

ハンガン[ハンガン]
1970年、韓国・光州生まれ。1994年、短篇「赤い碇」でソウル新聞新春文芸より作家デビュー。2005年、短篇「蒙古斑」(後に『菜食主義者』に収録)で李箱文学賞を受賞。2016年、『菜食主義者』でブッカー国際賞を受賞。2023年、『別れを告げない』でメディシス賞外国小説部門、2024年、同作でエミール・ギメ アジア文学賞を受賞。2024年、ノーベル文学賞を受賞

斎藤真理子[サイトウマリコ]
翻訳家。パク・ミンギュ『カステラ』(共訳)で第1回日本翻訳大賞、チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』で韓国文学翻訳院翻訳大賞、ハン・ガン『別れを告げない』で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

179
ハン・ガン、2作目です。ノーベル文学賞受賞後第一作、受賞記念講演、エッセイ、詩的散文、ガーデニング日記、写真等の構成です。しかしノーベル文学賞作家が、狭小戸建(しかも北向きのため、庭に鏡付)に住んでいるとは思いませんでした(笑) まだ著者の小説を未読なので、機会を見つけて読んでみたいと考えています。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309209418/2026/01/18

旅するランナー

178
ノーベル文学賞受賞記念講演などの文章、詩と散文、庭の日記。これまでの長編小説執筆時の思考·状況が明らかになり、庭での鏡位置調節作業と害虫駆除作業の日常生活が語られます。ファンとしては作品の解像度が高まり、作家との距離が縮まったようで、カムサハムニダ。2026/01/17

シナモン

84
よく分からないところもあったけど静かに染み入る文章を味わいながらページをめくっていく読書時間を楽しんだ。「コートと私」が胸にじーんときてとても良かった。 2026/02/03

ネギっ子gen

75
【愛って何なのかな? 私たちの胸と胸をつないでくれる金の糸だね】眩いまでに瀟洒な装幀本。ノーベル文学賞受賞記念講演、エッセイ、詩、日記、写真など著者自ら編んだ魂の一冊。著者は詩人だと思う。巻頭に掲載される「光と糸」(ノーベル文学賞受賞記念講演の全文)で、<生命は生きようとする。生命は温かい。死ぬのは冷たくなること。顔に積もった雪が溶けないこと。殺すのは、冷たくさせること。歴史の中の人間と宇宙の中の人間。風と海流。全世界をつなぐ水と風の循環。私たちはつながっている。つながっていますように、どうか>と―― ⇒2026/01/07

azukinako

49
読了した後にノーベル賞授賞式のハン・ガンのスピーチを聞きながら、改めて「光と糸」を再読した。古い靴箱の中から見つけた8歳のハン・ガンが書いた詩、12歳の時に親に内緒で読んだ「光州写真集」、長編小説を書くたびに問いに耐えその中で生きるという。昨年「少年が来る」を1年かけて原書で読んだのだが、「小説を、私は体を使って書いている」というハン・ガンの文章を多少なりとも受け取れた喜びを感じている。後半の小さな庭のガーデニングの話にはとってもほっこりする。2026/02/05

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