出版社内容情報
社会の歪みの底で彷徨う人々の、絶望とかすかな希望を描き出す、韓国リアリズムの極北。短編の名手とうたわれる著者の傑作短編集。
内容説明
母と姉に金を持ち逃げされた娘の苦境(「爪」)、かつて受けた暴力の消えない傷跡(「稀薄な心」)、正規と非正規の狭間で翻弄される期間制教師(「向こう」)、神様を信じる母と息子の残酷な友人たち(「友達」)…社会の歪みの底をさまよう、家族をめぐる珠玉の八篇。
著者等紹介
クォンヨソン[クォンヨソン]
1965年生まれ。ソウル大学国語国文学科修士課程修了。1996年、長編小説『青い隙間』で第2回想像文学賞を受賞しデビュー。小説集、長編小説、エッセイ集などがある。呉永壽文学賞、李箱文学賞、韓国日報文学賞、東里文学賞、東仁文学賞、李孝石文学賞を受賞し、人生の不可解さと不条理を痛烈に描き出す作品が高い評価を受けている
斎藤真理子[サイトウマリコ]
1960年生まれ。翻訳家。訳書に、パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン、第1回日本翻訳大賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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