出版社内容情報
記憶を失った伯爵はトルストイになり、ドストエフスキーと対話しソロヴィヨフに幻惑される……世界最強の文学者の戦慄の巨編。
【著者紹介】
1962年生まれ、ロシアで最も支持を集める作家。「チャパーエフと空虚」「青い火影」「虫」など邦訳も多数。
内容説明
謎の目的地「オプチナ・プスティニ」に向かうT伯爵の前に現われる驚くべき試練の数々、その最初のミッションはトルストイになることだった―トルストイが記憶喪失の武術の達人になり、ドストエフスキィが斧を振り落し、ソロヴィヨフは監獄にいる。ロシアの春樹とも評される現代ロシア最大の巨人がつくりだす壮大なる狂気の迷宮。世界と文学、生と死の臨界を問う空前の巨編。
著者等紹介
東海晃久[トウカイアキヒサ]
1971年生まれ。ロシア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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