出版社内容情報
「働け、そして愛せ」がモットーだった、世界一美しい線を描く稀代の芸術家、トーベ・ヤンソン。知られざる側面を描く初の評伝。
【著者紹介】
1942年生まれ。美術史家・作家。ヘルシンキ市立美術館、ヘルシンキ現代美術館(キアズマ)元館長。トーベ・ヤンソン生誕100周年記念の大規模な回顧展のキュレーターを務めた。ラウリ・ヤンッティ賞を受賞した。
内容説明
「働け、そして愛せよ」彫刻家の父と画家の母を持ち、世界中で愛されるムーミン一家を創った稀代の芸術家、トーベヤンソン。その知られざる側面と色鮮やかに生きた姿を丁寧に描いた決定版・評伝。
目次
父の芸術、母の挿絵
青春と戦争
働け、そして愛せよ
ムーミンの世界
有名になるということ
世界に羽ばたくムーミン一家
でも、すてきな貝も、みせる人がいないと、さびしいわ
画家としての再出発
子どものための子どもについての読み物
自由と色彩の発見
人生と人生について
別れの言葉
著者等紹介
カルヤライネン,トゥーラ[カルヤライネン,トゥーラ] [Karjalainen,Tuula]
1942年生まれ。美術史家・作家。ヘルシンキ市立美術館、ヘルシンキ現代美術館(キアスマ)元館長。トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念してヘルシンキのアテネウム美術館で開催された大規模な回顧展(2014年3~9月)のキュレーターを務めた。2014年1月には、“Tove Jansson:Tee ty¨ot¨a ja rakasta”が、フィンランド語の優れたノンフィクション作品に贈られるラウリ・ヤンッティ賞を受賞した
セルボ貴子[セルボタカコ]
広島県立大学経営学部卒。ロンドン大学東洋アフリカ学院修士課程修了。2001年からフィンランド在住。フィンランドと日本の橋渡しを目指す合資会社Wa Connectionを夫とポリ市で経営し、フィンランド語の通訳、翻訳、執筆を手がける
五十嵐淳[イガラシジュン]
フィンランド国立タンペレ大学人文学部フィンランド文学科卒。同修士課程修了。語学講師や翻訳者を務めるかたわら、フィンランド文学研究家として執筆も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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霜月
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大粒まろん
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