内容説明
イスタンブル―若き日のミケランジェロを魅了した夢の街。トルコのスルタンから、金角湾に架ける橋の設計を依頼されたミケランジェロ。アヤソフィアが輝き、薔薇とジャスミンと潮の香漂う異国の街を、橋のイメージを模索しつつ彷徨う彼が見たものは―史実を基に、芸術家の内面と愛の神秘を美しく描きだす小説。「高校生が選ぶゴンクール賞」受賞作。
著者等紹介
エナール,マティアス[エナール,マティアス][Enard,Mathias]
1972年生まれ。2003年の処女作La perfection du tirが二つの文学賞を受賞し、注目される。2010年発表のZoneは、リーブル・アンテール賞および12月賞を受賞した。その後、同じく2010年発表の『話してあげて、戦や王さま、象の話を』で、「高校生が選ぶゴンクール賞」を受賞
関口涼子[セキグチリョウコ]
1970年東京生まれ。翻訳家、詩人。パリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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