中世の四季―ダンテ『神曲』とその周辺 (復刻新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 420,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309205953
  • NDC分類 971
  • Cコード C0098

内容説明

ヨーロッパ中世に屹立する世界文学の金字塔『神曲』。その深い魅力を味読する。『神曲』名訳者である比較文学者が贈る初の「『神曲』講義」、待望の復刊。

目次

1 『神曲』の世界(ダンテの時代のフィレンツェ;作品にあらわれた面影;ダンテにおける言語の問題;志を得なかった政治人 ほか)
2(マリヤ崇拝―天上から地上へ;地獄の門―鴎外、敏、漱石の文体;フランチェスカと晶子の歌;『神曲』における正義 ほか)

著者等紹介

平川祐弘[ヒラカワスケヒロ]
1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授(比較文学比較文化)。『東の橘西のオレンジ』でサントリー学芸賞、『ラフカディオ・ハーン』で和辻哲郎文化賞、『アーサー・ウェイリー』で日本エッセイスト・クラブ賞、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞・日本翻訳出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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