マールのドア―大自然で暮らしたぼくと犬

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  • サイズ B6判/ページ数 391,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309205298
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「あんたは犬を欲しがっている。それはボクだ」。アウトドアを愛する著者の元に迷い込んできた、黄金色の犬マール。一人と一頭の14年にわたる大自然暮らしを描く感動エッセイ。野田知佑推薦。

内容説明

ある日、ネイチャーライターである著者のもとに迷い込んできた、黄金色の捨て犬。マールと名づけられた雄の仔犬は、やがてワイオミング州の大自然をこよなく愛する著者の人生の相棒となる―。自然界と我が家を自由に行き来し、のびやかに生きた愛すべき犬マールの生涯を追いながら、犬という特別な存在について、犬と人の関係について綴ったノンフィクション。

目次

運命の犬―荒野から
最初の犬
神経細胞のキス
遺伝子のなかに
犬用ドアがくれた自由
成長する日々
トップ・ドッグ―序列第一位の犬
灰色の猫
アリスンとの出会い
自然に抱かれたわが家で
犬の心をさがして
ケリーの犬村長
パートナーとして生きる
忍び寄る老い
犬の望み
つながれた犬と自由な犬
ブラウアーとの別れ
ドアの向こうへ

著者等紹介

ケラソテ,テッド[ケラソテ,テッド][Kerasote,Ted]
ニューヨーク生まれ。「ニューヨークタイムズ」をはじめ、「ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー」「アウトサイド」等に数多く寄稿するネイチャーライター。Out There:In the Wild in a Wired Age(2004)で全米アウトドアブック賞を受賞。2007年に出版されたMERLE’S DOORは、ベストセラーとなった。ワイオミング州在住

古草秀子[フルクサヒデコ]
青山学院大学文学部英米文学科卒業。ロンドン大学アジア・アフリカ研究所(SOAS)を経て、ロンドン大学経済学院(LSE)大学院にて国際政治学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ジンベエ親分

20
犬の話はあかんよ~。やはり最後は号泣させられた。犬の家畜化の歴史や遺伝子解析などの当時としては新しい知見を織り交ぜながら、犬とのつき合い方を1人と1頭で作り上げていく自伝的著書。なのだが、家のすぐ近所に野生のグリズリーやエルクがうろつく土地では、犬も人もメンタリティーは我々とは相当違うなぁ。作中で著者は恋人と出会い、そして別れるのだが、このあたり、さらりとは書いてるけれど、行間を読むに相当な愁嘆場が繰り広げられたのではないか?(笑) 犬をあまり擬人化するのは好きではないのだが、本書は何とか許容範囲内。2025/04/19

yooou

2
☆☆☆☆★ 絶対に泣かされると思っていたが、泣かなかった。何故ならマールはとても幸せな一生を過ごせたのだから。2010/01/16

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