Modern & classic<br> アメリカにいる、きみ

電子版価格 ¥1,584
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

Modern & classic
アメリカにいる、きみ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309204796
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

アフリカの若き俊才、最年少オレンジ賞受賞作家のO・ヘンリー賞受賞作を含む初の短編集。アメリカにわたったナイジェリアの少女のふかい悲しみをみずみずしく綴った表題作ほか、いずれも繊細で心にしみる珠玉の短編全10編。

著者等紹介

アディーチェ,チママンダ・ンゴズィ[アディーチェ,チママンダンゴズィ][Adichie,Chimamanda Ngozi]
1977年、ナイジェリア南部のエヌグで生まれ、大学町スッカで育つ。イボ民族の出身。ナイジェリア大学で短期間、医学と薬学を学び、19歳で奨学金をえて渡米。ドレクセル大学、東コネティカット大学でコミュニケーション学と政治学を学ぶかたわら、次つぎに作品を発表する。ストーリーテラーとしての天賦の才に恵まれ、抜群の知性としなやかな感性で紡ぎだされる物語は、繊細で心にしみると好評を博す。2003年にO・ヘンリー賞、PEN/デイヴィッド・T・K・ウォン短編賞を受賞。その後も数々の賞にノミネートされ、05年コモンウェルス賞を受賞した初長編『パープル・ハイビスカス』につづき、ビアフラ戦争をテーマとした長編『半分のぼった黄色い太陽』は07年オレンジ賞を受賞。「ランドマークとなる小説」と絶賛の嵐をまきおこす。現在はイェール大学に籍をおき、ナイジェリアと米国を往復しながらアフリカ学の博士号を準備中である

くぼたのぞみ[クボタノゾミ]
1950年北海道生まれ。翻訳家、詩人。東京外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

77
ナイジェリアの作家アディーチェの短編第1作目。アメリカに渡ったナイジェリアの少女の悲しみを綴った表題作をはじめ、長編『半分のぼった黄色い太陽』に連なるナイジェリの内戦を扱った作品、アフリカンアメリカンや多民族国家ナイジェリアが抱える問題を扱った作品など、アフリカ文学の面白さが詰まっている。エスニック、ジェンダー、トランスカルチャー、貧富と暴力といったテーマ性の広がりもある。ナイジェリアの歴史を知ると、さらに物語の理解が深まるだろう。2017/08/08

metoo

59
アディーチェ2作目。ナイジェリアの内戦ビアフラ戦争を描いた長編「半分のぼった黄色い太陽」を先に読むと、この10編の短編集の背景であるナイジェリアについて、多民族、多言語、生活、政治などの理解が早い。ナイジェリア出身でアメリカで執筆するアディーチェの感受性豊かだけどドライでそしてリズミカルでスケールが大きくアフリカの大地を想起する文章に夢中になる。O・ヘンリー賞受賞の「アメリカ大使館」、巻頭の「アメリカにいる、きみ」ほか、絞っても絞っても枯れることのない太陽のようなオレンジみたいに次々と滴る作品を味わいたい2016/08/24

まさむ♪ね

44
著者は1977年ナイジェリア生まれ。以前読んだ同じく77年生まれの作家の作品、ダニエル・アラルコン『ロスト・シティ・レディオ』、冲方丁『天地明察』がいずれも素晴らしかったので今回も期待大。果たしてその期待通りだった。どうもわたしは77年と相性がいいらしい。静かな語りでじわじわくる感じ。あまり馴染みのないナイジェリアの空気を肌で感じた。こちらは日本向けに編まれた短編集だが、ぜひ長編も読んでみたい。つい最近、中村文則が77年だと知ったので読むつもり。そんなわたしも77年生まれ。2014/10/28

かもめ通信

22
再読。郷愁をおびたメロドラマ調の語り口にのせられて物語に浸っていると、突然鋭利な刃物を突きつけられたかのような鋭いひと言にハッとさせられたり、冷ややかなひと言に心を刺し貫かれられたり、いつもながらアディーチェは本当に油断ならない。2019/08/30

jamko

19
‪アディーチェ、短編も絶品だ。ナイジェリアとアメリカを舞台にそこで生きる様々なナイジェリア人たちの物語の多彩さとオリジナリティの高さ。日本で生まれ育った私が理解できているとはとても言えない特殊な状況や展開がある。だがそれらを埋める細部の細部に圧倒的な普遍性があって惹きつけられずにはいられない。「スカーフ ひそかな経験」最初と最後の一文が呼応する見事な構成。民族、宗教、貧富などことごとく異なるクラスで生きる2人の女がまさに民族対立の暴動の最中に、息を潜めて暴徒たちから身を隠している。→2018/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/193683

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。