内容説明
あの夏、ニューヨークはおしゃれで、華やかに輝いていた。でも、19歳の私はガラスの覆いに閉じこめられ、心は不思議に虚ろだった。30歳で自ら死を選んだ詩人シルヴィア・プラスの自伝的小説。
著者等紹介
プラス,シルヴィア[プラス,シルヴィア][Plath,Sylvia]
1932年、アメリカのボストンに生まれる。17歳で短編‘And Summer Will Not Come Again’が『セブンティーン』誌に掲載され、その後も詩や短編で数々の賞を受賞、多くの雑誌で作品が紹介されるようになる。名門の女子大学スミス・カレッジに進学。在学中に『マドモアゼル』誌のゲスト・エディターに選ばれ、ニューヨークに招待される。しかし約一か月の滞在を終えて帰宅後、自宅地下室で睡眠薬自殺を図り、数か月間精神病院で療養することとなる。その後スミス・カレッジに復学し、1955年フルブライト奨学金を得てイギリスのケンブリッジ大学に留学。1956年、留学中に知り合った、のちの桂冠詩人テッド・ヒューズと結婚する。1960年、初めての詩集The Colossusを発表し高い評価を受けるが、1963年2月、二人の幼い子を残して自ら命を絶つ。没後、詩集を中心とした作品集が次々に刊行され、1981年にはテッド・ヒューズの編集によりCollected Poems刊行、1982年、ピュリツァー賞を受賞する
青柳祐美子[アオヤギユミコ]
1994年、上智大学比較文化学部卒業。NHK朝の連続テレビ小説「こころ」をはじめとして数多くのテレビドラマの脚本や、「友子の場合」「もういちど逢いたくて/星月童話」など映画の脚本を執筆する
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