内容説明
再婚して、新しい家族と幸せな毎日を送る(はずだった)ハリー。ところが男と女の問題は、家族の問題は、そうそう簡単ではない(らしい)。仕事に燃える妻、仕事にあぶれるハリー。自分の子供と、彼女の子供と、自分の親と…。家族って何?結婚って何?普通の人々の普通の日常をせつなく描いた傑作小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零
2
おいおいおいおいふらふらすんなよ!なにやってんだよ!学習しろよ!と言いたくなる相変わらずの主人公。 踏みとどまってくれて周りも読者もほっとした。 日本のこともちらほら書かれているが、奥様が日本人のせいか洋書にたまにある誤解や偏見はほとんどなくて安心して見られる。 奥様との出会いを書いた本とか出していただけないだろうか。 絶対買うのに。2012/09/03
nezumikko
1
ビューティフルボーイを読んだので、気になって続編ともいうべきこの本を読んだ。軽くてさらさら読めて、相変わらずダメ男に苦笑して、とお決まりの読感なんだけど、やっぱりところどころはっと共感ポイントがあるんだよね。すごいよトニー・パーソンズ。2010/03/08
ほしいもアボカド
0
~大切な人を思う気持ちと、特別な一人でありたい自分。2017/03/05
Yuuko Mutoh
0
離婚、再婚、子連れ婚、不倫、ステップファミリー、我が身の老化と親の介護。男の立場でどう思ってるのか気になる微妙な問題たち。もちろんケースバイケースだけど、きっとみんなこんなものだろうな。2015/08/13