内容説明
デュラス幻の処女作。少女時代のある香りが消えてゆく…愛、欲望、家族の物語を生々しく描き出した問題の作品。待望の邦訳。
感想・レビュー
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eucalmelon
2
フランス人は美食、おしゃれという印象があったがどうも間違っていたのか?曇り空の下のドロドロした人間関係、愛憎が立ち込めている。そんな印象だった。馬鹿な息子と親馬鹿な母親、その二人に振り回されるモー。美人なイメージがどうしても湧かないが「派遣の品格」の篠原涼子と言った感じなのだろうか?ジャックの借金が気になって仕方なかったが、最後にはすっきりさせてくれた。大団円ならぬ小団円みたいなエンディングだなと思ってしまった。よかったんじゃない、モー。2017/04/09
ぽん@Pの姪っ子
0
◯2025/02/16