熱帯の旅人―バリ島音楽紀行

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熱帯の旅人―バリ島音楽紀行

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  • サイズ B6判/ページ数 323,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784309201481
  • NDC分類 762.246
  • Cコード C0098

内容説明

2つの大戦にはさまれた1920年代から30年代、熱帯の楽園を求めて、人々はバリへ向かった。25歳の作曲家コリン・マックフィーも、偶然耳にしたガムランの響き魅せられて、約束された将来を捨てニューヨークからパリへと旅立つ。神々への祈り、夢のような影絵芝居、邪悪な妖術使い…ガムランのエネルギーにみちた島パリに、西洋の音楽家は何を見つけたのか?東洋と西洋のあわいを漂いつづけた旅人マックフィーが鋭い観察力とユーモアあふれる筆致で描く、最後の楽園バリの素顔。

目次

ブレレン港
南部の町デンパサール
ガムランの調べ
アルジョ劇の夕べ
サヤン村の新居
イダ・バグース、悪霊と闘う
天才作曲家ロットリング
火葬の儀式
再会
新楽団誕生
導師との出会い
谷間に揺らめく火の玉〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sano Paradise

1
カナダに生まれた音楽家である著者が、たまたま聴いたガムラン音楽に興味を持ち、実際にバリ島まで行き、ガムランを研究した合計5年間の滞在記録。 1930年代とは思えない行動力! 西洋音楽のように論理的でないガムランを西洋世界に体系立てて紹介したのは、民族音楽界の大きな功績なのだろう。 (著者が作曲したtabuh tabuhanは管弦楽でバリの儀礼音楽を再現したということだが、今聞くと民族音楽っぽさは感じない) 2020/05/16

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