出版社内容情報
【目次】
内容説明
この旅で、いまの日本が見えてくるかもしれない―。33歳、人生で一番大きな買い物をした。雄ロバ1頭、50万円―。「スーコ」との旅で話題を呼んだ著者がこの国で、最強の相棒と出会った。SNSで話題沸騰!!ロバ旅第2弾、ついに刊行!!
目次
第一部 栃木→山口(ロバを買う;まずは一〇〇キロ;会津人 ほか)
第二部 福岡→香川(軽トラで九州へ;阿蘇への道;天草の「塩」 ほか)
第三部 兵庫→北海道(しのぶちゃん;琵琶湖の水鳥;ロバのパン屋 ほか)
著者等紹介
高田晃太郎[タカダコウタロウ]
1989年京都府生まれ。北海道大学文学部卒業。北海道新聞、十勝毎日新聞の記者を経て、スペイン巡礼で歩く旅の自由さに触れる。モロッコの遊牧民にロバの扱い方を教わった後、イラン、トルコ、モロッコでロバと旅する。「太郎丸」名義でその様子をツイッター(現・X)に投稿し一躍話題に。デビュー作『ロバのスーコと旅をする』(河出書房新社)が第9回斎藤茂太賞選考委員特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
岡部敬史/おかべたかし
78
こんな試みがすごく活きてる。 《日本の道をロバと歩けば、人々はどんな反応をするだろう。いい年をした大人がロバと野宿していたら気味悪がられるだろうか。それとも案外、応援されるだろうか。この旅を通じて、いまの日本人の姿が見えてくるかもしれない。》 いろいろ感じたのでNOTEに記しました。よろしければどうぞ。 https://note.com/okataco/n/nd985b7b6aa6c2025/09/21
鯖
14
ツイッタでもフォローしている高田さんのロバのクサツネと日本を周る旅。スーコとの中東での旅は犯罪に巻き込まれることを恐れてらしたけど、日本では写真に撮られSNSにアップされることに過剰反応されてる時とそんなでもない時の幅がでかくて、そっちが大変そうだった。百名山周ってた時の陽希くんもそうだったなあ…と。正平ちゃんのこころ旅大好きだったんで、そういう企画もと一瞬思っちゃったりもしたけど難しそうだった。いろんな人がいて、あちこちでいろんな生き方をしている。それが見える旅はいい旅だなあ。2025/08/30
湖水
3
会社を辞め、ロバを買い、ロバと共に1年ちょっとの日本一周徒歩旅。すれ違う人たちが親切すぎて驚く。ただの旅ではなく、何か主張がありそうなのだが極めて控えめで押し付け感が低い。文章は品がありながらも読み心地が良く、苦なく読み進められた。時折挟まれる写真も良い箸休めになっている。旅の後はどうするのかと思っていたのだが、軽やかにそれも決まり驚きと感心を感じ得なかった。2025/09/27
与太
2
歩き旅、してみたくなるような本だった。とりあえずロバのいる牧場にでも行ってみようかな2025/07/27
Sono_micon
1
そういう生き方とか暮らし方もあるよね。2025/08/26
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