内容説明
客観写生の王道俳句入門。
目次
一 俳句論(俳句は文学である;俳句は詩である ほか)
二 花鳥諷詠詩
三 俳句史(芭蕉以前;芭蕉時代 ほか)
四 俳句作法(題詠;句会 ほか)
五 俳句解釈
著者等紹介
高浜虚子[タカハマキョシ]
1874年、愛媛県、現在の松山市に生まれる。俳人、小説家。本名・高浜清。河東碧梧桐を介して同郷の正岡子規に兄事する。子規の協力のもと、地元の俳誌『ホトトギス』の編集を引き継ぎ東京に居を定め、子規の死後は、句作を離れ、小説を執筆していたが、自由律俳句に傾斜した碧梧桐に対向するため俳壇に復帰する。定型、季題、花鳥諷詠、客観写生の理念を墨守し、『ホトトギス』派の総帥として俳壇に大きな影響を及ぼし、多くのすぐれた俳人を輩出した。1959年逝去。文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かふ
20
数ページ読んでこりゃ駄目だとおもってしまった。ここにも感想が一つもなく、読まれていない本だった。なんか虚子が俳句を引っ張っているというのは幻想ではないのか?どうあがいても世界はアニメなのだ。ドストエフスキーとか。俳句ブームとか言っているのは誰なんだろう?そんなのどうでもいいのだが。「俳句読本」は読むに値しないと思ってしまった。2025/05/12
やいゆえよ
1
俳句は花鳥諷詠詩や客観写生という虚子の主張にも一理あるとは思うが、芭蕉のわびさび軽みの俳句や一茶のユーモラスな俳句の方がやはり好きだ。私は自由律俳句にも賛成派だしね。/師である子規への愛情はほほえましいくらいで読んでいて後味が良い。2025/05/17