内容説明
親子と、親子、北へ向かう。重なってゆく二つの旅。芥川賞作家の新たな到達点。
著者等紹介
山下澄人[ヤマシタスミト]
1966年、神戸市生まれ。富良野塾二期生。劇団FICTIONを主宰。2012年『緑のさる』で野間文芸新人賞、2017年『しんせかい』で芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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石橋陽子
17
Be water my friendと始まる文章。ブルースリーの言葉で「友よ、水のように」つまり固定観念に拘らず柔軟に対応する事が大切という事。登場人物の「ぼく」はママだし、ムェイドゥはパパ、ママのママは祖母でありノラ、「おれ」は祖父、パパのママはタカカコちゃんと何とも分かりにくい。ママと私が旅をするが途中でママとママのパパが旅をする話に入れ替わる。一文の中でもぼくが肩をゆすったら、首を絞められていると勘違いしておれは突き飛ばしたと一人称が入れ替わっている。内容どうこうよりも視点移動の勉強をさせられた感覚2025/06/03
nekota
6
わたし=ネル、ママ=ぼく=クィル、パパ=おれ=ムェイドゥ。わたし、ぼく、おれの視点は知らぬ間にコロコロ移り変わり、わたしとママのサキへの自動車での旅、ぼくとパパのサキへのバスでの旅、時代のちがう2つの旅が小説内で不定期に同時進行、ん?もしかして?わたしのママのママはノラ=大きい人間、パパのママはタカカコちゃんでママの仕事仲間はタカタカちゃん。レビューになってない。もう最低2回ぐらいは読まないと。読まなきゃわかんない。でも2人のウイリアム・ブレイクのところは、すごく面白くて不思議ですごくかっこよかった!2026/02/11
jolly
3
がまんして読んだ。がまん強くなれた気がした。なにこれ。視点が変わろうがどうでもいい。なにこれ。『それすらできないが生きてはいる。それでじゅうぶんじゃないか。』切り取りだけど、これがすべてじゃないか。 2025/06/06
んぬ
2
面白いと聞いて、雰囲気だけ知りたくてパラパラ読んだ。なんだか面白そうだけど真面目に読む元気がなくて、パラパラ流し読みしてしまった。たぶん面白いんだと思う2025/04/09
とおいかさめつらくだ
1
同じ場面を何人もの人が違う視点で書いていて、その間に切れ目がなく、一文ごとに書いている人が違うのかもしれず、時間軸も入れ替わり続け、その間にアンネの日記や白鯨等の文学作品についての考察が挟み込まれていて、まとめると、私が読んだことがある中で最も混乱した小説だった。全てを整理して読み解くことも出来るのかもしれないが、そんなことする気にならず、雰囲気だけを感じながら読んだが、割と軽快で楽しい本だった。俳優は脳の働きを止めないといけないという何だかよく分からない理論が述べられるところが一番好きだった。2025/12/31
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