県警の番人

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  • サイズ 46判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309032726
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

伏線完全回収の連作×警察組織ミステリー!

Q県警の誰もが逃れられない、首席監察官・鏡真人とは何者だ?

【推薦コメント】
繋がってからが真の闇。これが《連鎖式》警察ミステリの新定番だ!
──法月綸太郎氏

見たいもの、信じたいこと、守るべきなにか。それぞれの正義が事実を少しずつ歪め、事件を解くべき者たちが、次々と事件に搦めとられてゆく。すべては首席監察官・鏡真人の描いたシナリオなのか──? 高密度の謎解きに、一筋縄ではいかない警察組織の論理と倫理が絡み、連作ミステリーとしての読み応えは抜群だ。短編ひとつひとつが高い完成度を誇っているうえ、新たな視点で各エピソードをみつめなおした最終話は圧巻。なにより、読み進めるほど虚像のように思えてくる鏡真人という人物の実体を知りたくて、本を閉じることができなかった
──櫻田智也氏

【内容紹介】
Q県警内の不祥事を容赦なく暴き出し、市民からの信頼を劇的に回復させた異能の監察官・鏡真人。
〈県警の番人〉の異名を持つ彼に狙われた者は、絶対に逃れられない……。
定年前のハコ番巡査部長、所轄の生活安全課捜査員、刑事課の女性警部補、県警本部監察官警視、鏡の直属部下──五人の警察官視点で浮上する、〈県警の番人〉の正体とは。

*本作は伏線上の意図により、必ず第一話から順にお読みください。

[目次]
●第一話 組織の論理
定年目前の交番巡査部長の元へ、十年前に同僚が発砲した事件を想起させる手紙が送られてきた。

●第二話 正義の味方
鏡の命で、週刊誌の取材を受けさせられた生活安全課捜査官。彼に思い当たるのは、一本の通報だった。

●第三話 虚像の選択
鬱病で休職中の刑事課女性警部補が、痴漢容疑をかけられた同期警部補について再捜査を行う決意を。

●第四話 人事の波紋
女性がストーカーに襲われたらしき事件。監察官警視が、所轄の事前対応状況を鏡に報告すると思わぬ答えが──。

●第五話 番人の番人
鏡の直属部下である女性巡査部長は、彼の失脚を狙う。〈あの事件〉の真実を隠蔽させないために。

眼前の“真実”は、必ず第五話でくつがえる。


【目次】

内容説明

Q県警の誰もが逃れられない、首席監察官・鏡真人とは何者だ?伏線完全回収連作×警察組織ミステリ。本作は伏線上の意図により、必ず第一話から順にお読みを。第一話 定年目前の交番巡査部長の元へ、十年前に同僚が発砲した事件を想起させる手紙が送られてきた。第二話 鏡の命で、週刊誌の取材を受けさせられた生活安全課捜査官。彼に思い当たるのは、一本の通報だった。第三話 鬱病で休職中の刑事課女性警部補が、痴漢容疑をかけられた同期警部補について再捜査を決意する。第四話 女性がストーカーに襲われたらしき事件。監察官警視が、所轄の事前対応状況を鏡に報告すると思わぬ答えが―。第五話 鏡の直属部下である女性巡査部長は、彼の失脚を狙う。〈あの事件〉の真実を隠蔽させないために。眼前の”真実”は、必ず第五話でくつがえる。

著者等紹介

天祢涼[アマネリョウ]
1978年生まれ。2010年に第43回メフィスト賞受賞作『キョウカンカク』でデビュー。13年『葬式組曲』が第13回本格ミステリ大賞の候補に、同収録作「父の葬式」が第66回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補に、24年『少女が最後に見た蛍』収録の「一七歳の目撃」が第77回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補に選出。20年『あの子の殺人計画』にて第3回細谷正充賞受賞。23年『謎解き広報課』が第18回酒飲み書店員大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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fuku3

22
2026.7.4読了。天祢涼氏初読み。Q県警は不祥事が相次ぎ、県民の信頼は地に落ち警察官の家族にまで害が及ぶ始末。そんなさ中、30代で監察官になった鏡真人は身分や階級に関係無く悪徳警官を処罰していき、世間の信頼を回復していった。その手腕を買われ警察庁幹部はQ県警上層部に圧力を掛け鏡が監察官でいられる様にした。今年度、鏡警視正は首席監察官とて復帰した。「県警の番人」と言われる由縁である。監察官ものは、勧善懲悪とは行かず清濁併せ飲む感じで、最後迄読まないと鏡の真の姿が分からない⁉︎鏡が凄過ぎる感じ!2026/07/04

キキ

20
監察官視点というのが面白い。帯の通り首席監察官、鏡真人とは何者だ?と相対する人間によって話し方、表情を変えなかなか人物像が掴めない。頭の回転が早く自分の手のひらの上で部下を転がす。その鏡が最後に見せた姿が本当の彼だとしたら、皆に多々不信感を抱かれようが監察官として自分がやれるだけの事はやるという信念を持った意外と熱い男なのかもしれない。正直もう少し鏡の事を知りたいけれど次作あり?2026/07/09

yasuyuki suzuki

7
県警内で起こる事件、不祥事などを鏡検察官が検察してゆくストーリー展開、骨太の警察ミステリー、不祥事や事件にはあんな事があったのかとうなる展開に読む手が止まらず一気読みでした。いまだかつてないひと味違った警察ミステリーに拍手喝采です。あなたもぜひ読んで衝撃を受けて下さい。2026/05/12

おうさま

5
『県警の番人』という異名を持つ監察官:鏡真人。 不祥事もみ消しのうわさもある彼の所業を 5人の警察官たちが真相に迫っていく 警察組織の裏側が垣間見える新たな警察小説2026/06/26

ゆびわ

2
監察官を主人公にするとは、、。 警察官の職務に問題があるかを観察する仕事。職務怠慢をなくすためにも必要な職。 優秀な人材がほんの少しのミスで晒され、辞めてしまうことの問題点がとても気になった。 連作短編で、一つ一つがとてもよくできていて面白かったし、何より伏線の回収が、、!! めちゃくちゃ書いてあるのに騙されることの気持ちよさよ、、。 読み終わってから知ったのだが、メフィスト賞作家さんなのですね。面白いはずです。 2026/06/30

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