出版社内容情報
【目次】
内容説明
幾多の難事件を解決に導いた、警視庁捜一特殊犯捜査係の交渉人・遠野麻衣子警視へ緊急出動命令がくだる。旅客機がハイジャックされ、函館南空港に緊急着陸したとの報。北海道警は空港内に捜査本部を設置、過去にハコナンで起きたハイジャック事件との類似性から、道警の強面である森下は当時と同じ強行突入による解決を主張し、麻衣子らの交渉姿勢に不快感を示す。乗客全員アイマスク着用で離席を禁じられる中、正体不明の犯人によるメッセージを代読する一ノ瀬CAと麻衣子の交渉が続く。身代金受け渡し時刻が迫る中、四面楚歌の麻衣子は人質全員を解放できるのか?
著者等紹介
五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。2001年に「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌年デビュー。ミステリーや恋愛小説、スポーツ小説など幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
118
いやいや、遠野麻衣子よ「CAとしてのプライド」ここに来てそれを言う?今回は相棒・戸井田の言葉「自分で蒔いた種ですよ。これ以上どうしろと?終わりにしませんか?」を支持したい私だった。だけどね、なんか虚しい。愛する者を理不尽に奪われた人たちの怒りと悲しみがこんな形で・・それにつけても迷惑ユーチューバー何とかならないものか。そこに行き着く今回の事件は遣る瀬無いシリーズの第5弾だった。実際はこんなにうまくは行かないと思うけど・・2026/04/30
itica
67
シリーズものとは知らずに読んでしまったが、他を知らなくても楽しめた。ただ交渉人、麻衣子に馴染んでいた方が更に理解できるのではと思う。ハイジャックも久しく起こっていないせいか、現実感に乏しかったが、ハイジャックした理由がイマドキで頷けるところがあった。この決着のつけ方も嫌いじゃない。 2026/05/20
Karl Heintz Schneider
51
「この飛行機をハイジャックした。冗談や悪戯ではない。1階と2階のトイレを調べればわかる。」客室の通路に残された犯人からのメッセージ。言われた通りにトイレを調べると、そこにあったのは・・・。交渉人・遠野麻衣子が現場に臨場するが内部圧力や身勝手なユーチューバーが行く手を阻む。「私は警察の側には立たない、もちろんあなたの味方でもない。あくまで中立の立場として、お互いがウィンウィンになる方法を探るべく話し合う、ただそれだけ。」相変わらず冴えわたる麻衣子節、かっこいい!常に冷静さを保ち、今の状況を俯瞰で見ている。2026/05/07
nyanco
37
シリーズ第5弾 冒頭、イキナリのハイジャックシーン 事件から始まるのかと思いきや、戸井田による訓練風景 前回、謹慎処分後、臨場禁止になった麻衣子さん、交渉人育成担当になり、現場には戻れないのかと思いきや… メキシコ行航空機のハイジャック 国内では31年ぶり、その際、現場臨場した経験者・森下が現場の本部長に ゴリゴリの現場経験者で強行突破派森下VS麻衣子さん 今回は少し大人になったのかいなし方が巧い 姿をみせない犯人に対してどう交渉するかが今回の見どころ →続2026/05/02
fuku3
36
2026.4.28読了。新シリーズ第5弾。久しぶりの五十嵐氏、最近の新作はパッとしなかった。今作も余り期待していなかったが、予想をいい意味で裏切ってくれた。今更ハイジャック⁉︎とは思ったが、今までの過去の経験から機内に危険物を持ち込むのは相当に難しい。今作の犯人は、液体を猛毒とした。特筆したのは犯人自身を明かさない、対応はCAにさせ、乗客にアイマスク。警察は突入まで犯人が誰か分からない。この状況に遠野は違和感を覚える。ちょいちょい挟む迷惑系YouTuberの悪行!これは伏線⁉︎これで何となく真相が読めた!2026/04/28




