出版社内容情報
【目次】
内容説明
京大生が「出町」に魅了される!すべての一人暮らし学生におくる青春エッセイ。想像よりも地域はずっと温かく懐深い。第19回出版甲子園準グランプリ作品。
目次
第一章 出町ダイブ(風、招く;「びぎん」から始めよ! ほか)
第二章 出町ダイアリー(恋人を家に呼ぶときくらい;冬の日のライオン ほか)
第三章 出町ディープ(「歌」ってそっちの「ウタ」ですか!?;御霊祭と透明な網 ほか)
第四章 出町ドリーム(豪雨の送り火;このお肉が百グラムいくらか考えてはいけない ほか)
著者等紹介
青木悠[アオキハルカ]
2003年、大阪生まれ。京都大学総合人間学部在学中。2022年、京都市内の出町と出会い、交流を深める。2023年、第19回出版甲子園準グランプリ、ゲスト賞受賞。2025年、『走ってくれ、メロス。』共著(Gakken)の「ロミオとベンヴォーリオ」でデビュー。本書は初の単著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mukimi
109
大学新入生、初めての一人暮らし。近所のカフェの奥さんと仲良くなり沢山のご縁を繋げてもらい商店街SNS係まで任される、しかも1回生夏に恋人ができるというリア充ぷりで(新入生の頃行きたくもない飲み会に漫然と足を運んでは失望し、新しい刺激に萎縮し俯いて疲れていた私には)ほんとに実話?と疑いたくなるほど眩しかった。筆者は「この縁を引き当てた」と自己分析しているし、「いつでも笑顔を作れるように」育てられた、オープンマインドで聞き上手で愛嬌満点の大学生。全ての出会いに新鮮に感動する瑞々しい感受性を思い出させてくれた。2026/03/02
trazom
104
著者が男性か女性かも知らずに読み始めたのだが、自分の周りの小さな世界を語るエッセイに思えて、初めは少し退屈だった。でも、途中から俄然面白くなる。出町桝形商店街の人たちとの交流を通じて、土地の持つ歴史や人々の暮らしに積極的に関わってゆく著者を応援したくなってくる。年長者たちの話に謙虚に耳を傾け、愛や死などの人生の機微を感じ取って成長してゆく著者。百万遍で学問を学び、出町で人生を知り、そしてロンドンに留学して世界を知る。充実した青春を一所懸命生きている若者に、元気をもらった。リズムのいい文章も、とても魅力的。2026/03/22
ふう
25
出町ビギンは知らなかったけれど、ライオンキッチンも、2軒ある古本屋も、出町座ついでに立ち寄る。実家から歩いて行ける商店街だから、60年前から知っている、ということはアーケードもなかった時代⁉️ 記憶を呼び覚ましながら、今も温かい出町界隈を楽しんだ。もしかしたら著者悠さんにすれ違っているかも。2026/03/02
assam2005
19
京大生の作者が一人暮らしをしている地域、出町桝形商店街近辺。街を愛し、街に馴染んでいく中で、街を盛り上げるスタッフとなり、いつしか「よその子」から「ここの子」へ。外からではなく、内から見た京都の出町は家族のような空気感を持つエッセイ。京都は「いけず」だけじゃない。「いけず」以外でこんなにも溢れている。寺町、祇園、今出川、上御霊、下鴨…この近辺の地名がバンバン出る。阿闍梨餅、豆大福に思いを馳せながら、京都の下町の風情を感じられる見聞録でした。このあたりを散策されたことのある方は、きっとその風景が現れます。2026/01/07
しゅん
16
タイトルから自分好みだと感じ購入。京大生になったことで大阪から京都で一人暮らしをする事になり、出町の世界に飛びこみ温かさに触れていく青春エッセイ。京都に住んだことはないけど、京都が大好きなので、「出町座」、「ライオンキッチン」など物凄く馴染みのあるお店が登場してしかも著者がバイトもされていたということでとても親近感を感じた!文書も読みやすくこの子の行動力などエネルギーに溢れていてまた好きな京都本を見つけてしまった。もう少し話題になってもいいと思うし、続編も是非書いてほしい!2026/01/17




