現代誘惑論―遠藤周作初期エッセイ

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

現代誘惑論―遠藤周作初期エッセイ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月26日 04時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309031187
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

遠藤周作生誕100年企画。単行本未収録の幻のエッセイの中から、表題作他、恋愛論を中心に貴重な美しい作品の数々を収録。真の愛の姿を追求した、若き日の鮮やかな筆致が蘇る!

内容説明

「愛」とは「情熱」の終わったところから始まる。一人の男と一人の女が、生涯離れず生きつづけること―究極の「愛」にせまる、単行本初収録作品の数々!

目次

1(現代誘惑論)
2(交際と恋愛の処方箋―あなたはどうすればよいか;二つの危険 ほか)
3(もう遅い、手遅れだ;浮気十戒 ほか)
4(無名のヴァイオリニスト;ロビンヌ夫人―異国で知った第二の母 ほか)
5(心苦しい善意;気胸 ほか)

著者等紹介

遠藤周作[エンドウシュウサク]
1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐にわたる旺盛な執筆活動を続けた。55年「白い人」で芥川賞、58年『海と毒薬』で新潮社文学賞、毎日出版文化賞、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で読売文学賞、80年『侍』で野間文芸賞、94年『深い河』で毎日芸術賞、95年文化勲章受章。96年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

G-dark

15
「本当の誘惑者」とは何か? という考えや、初恋の破れやすさ、男女間の友情が成立するか否か等についても語ったエッセイ集。相当昔に書かれたエッセイなので、令和の価値観とは合わないところも多々ありますが、歯に衣着せぬ痛快な著者の物言いが癖になって、ぐんぐん読めます。2023/11/25

灰猫

1
真実の愛とは"うすぎたない日常生活"での人間的な営みである(p.54)。あるいは、相手の美しい部分、善い部分と共にその醜いものや欠けていることまでも、よく見ることである(p.82)――それは何も男女間の恋愛に限らず、現実と理想の狭間でもがき苦しみながら、なお誰かとの「つながり」を留めようする人間の諸活動は「愛」と呼べるのだろう。『沈黙』もこうした「愛」の思想が地続きにあったんだな……と、遠藤周作という作家の捉え方が随分変わった。他のエッセイや作品も読んでみたくなりました。2023/09/05

ツキイチ

0
「もう遅い、手遅れだ」本気でイライラしたので人を怒らす才能があると思います。まあ、昔の人だから仕方ないのかな。2023/11/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21308705
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品