挿絵の女―単行本未収録作品集

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挿絵の女―単行本未収録作品集

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309030982
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

挿絵画家とその妻、揺れる心理を描く「挿絵の女」/指輪のイニシャルから死の真相に迫る、異色の推理小説「指輪」/代表作『紀ノ川』につながる「死んだ家」/中国の怪異説話をもとにしたユーモラスな「崔敏殻」/日本画の大家のモデルになった芸者と呉服屋の奔走を描く「秋扇抄」/舞踊家紫猿の初の老け役の舞台を元書生の目を通して描いた「鬼の腕」。珠玉の6編。

著者等紹介

有吉佐和子[アリヨシサワコ]
1931年和歌山県生まれ。幼少期をインドネシアで過ごす。東京女子大学短期大学部英語科卒業。56年「地唄」で芥川賞候補となり、文壇デビュー。一外科医をめぐる嫁姑の葛藤を描く『華岡青洲の妻』(女流文学賞)、歴史や芸能を扱った『和宮様御留』(毎日芸術賞)など、さまざまな分野の話題作を発表し続けた。84年急性心不全のため逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

145
単行本未収録短編6話。有吉作品は何十年ぶり?って位久しぶり。『挿絵の女』『指輪』『死んだ家』どれもざわっとする感じが良かった。ラストの『鬼の腕』舞踏家の業が面白かった。2023/05/09

じいじ

91
昨年あたりから有吉佐和子の小説が、次々に復刊されて注目されているようです。今作はこの3月に、単行本未収録の短篇集として出版されました。表題作は無名の挿絵画家と、彼を見つけ出した女編集者の恋を交えたお話。彼女が密かに「売れっ子挿絵画家の妻」を夢見て、彼を懸命に支える姿が涙ぐましいです。そのかいあって、彼は挿絵画家として…。この短篇集、笑みもこぼれる作品…など、懐かしさを感じながら、毛色の違った6篇が面白いです。2023/04/12

nemuro

48
『青い壺』が気になっていたところ、図書館で見た本書のタイトルと表紙装画に惹かれ、まず借りてみた。初遭遇の有吉佐和子。巻末、岡本和宜氏の「解題 多彩な作品世界」に「1956年に『地唄』が文學界新人賞、芥川賞候補となり文壇に登場。翌57年には『白い扇』が直木賞候補となり、開局間もないテレビにレギュラー出演するなど才女作家として八面六臂の活躍。その後も数々のベストセラーを世に出し、84年に53歳で急逝するまで流行作家として人気を博した」とあった。単行本未収録の短編6編。どれも良いが「秋扇抄」が特に印象深かった。2025/02/09

ソーダポップ

22
挿絵画家が記憶を失いながらも、描く女性を通じて心理描写が綴られる「挿絵の女」を含む有吉佐和子の単行本未収録の短編を六篇収録。人間の複雑な機微や生活の中の葛藤が描かれている。代表作「紀ノ川」の元となった「死んだ家」日本舞踏家の生き様「鬼の腕」等、作者独特の描写力やテーマの深さに魅了された。読み終えた後は、人間の複雑な心理や悩みが巧みに取り入れられていて、作者のストリーテリングの高さを感じた。作品ごとに異なる興味深いテーマや人間関係が良い印象を受けました。2024/06/09

亜希

20
装丁に惹かれて。有吉さんって誰だろう?と思っていたら、1931年生まれの方で、収録作品も1950年代後半~1960年代に雑誌に掲載されたものと知り驚き。確かに言い回しや生活様式などいまとは違う描写も多かったけれど、その当時の作品と聞いて勝手に思いつく印象とは異なり、どの短編もかなり読みやすかった。特に「指輪」「崔敏殻」が好きでした。2023/04/07

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