出版社内容情報
中絲 悠[ナカイト ユウ]
著・文・その他
内容説明
金と欲にまみれる街・東黒留。違法ドラッグの斡旋をする大学生の想は、小さな映画館で、希と運命的な出会いを果たす。彼女の夢、希望、そして苦悩に気づいたとき、想の中で何かが変わっていくのだが…七夕伝説の残る彼女の故郷で、奇跡は起こるのか?そして、悲劇の先にたどり着いた答えとは?楽曲「独白」と響き合う、奇跡と再生の物語。
著者等紹介
中絲悠[ナカイトユウ]
1999年生まれ。CGを駆使して超現実をテーマにした映像を制作し、有名アーティストのMVなどを手がける気鋭の映像クリエーター。世界観構築のために小説を執筆。『独白シネマ―DUSTCELL小説集』が小説デビューとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハッピー
4
【図書館】ダ・ヴィンチの新刊情報で気になった初読みの作家さん.酒やら性やらギャンブルやら,人々が放蕩の限りを尽くした末にできた社会の隅っこのゴチャゴチャの小さな都市,東黒留.大学生としてその都市で違法なアルバイトに勤しむサイトウ想.小さな映画館で織内希と知り合い,足を洗った想と希はどうなるのか!?2023/03/04
slice
0
中途半端に下手なメディアミックスをするな、という好例。作者さんは小説家ですらなく、映像作家さんだそう。まあ確かにカメラワークの妙?は感じないでもないけれど、それでも他の、並の小説家よりは下手くそだ。しかし不思議なことに、クロスの行方よりは楽しめた。まあDUSTCELLは曲だけで十分、ということだろう。2022/09/10