感染症文学論序説 文豪たちはいかに書いたか

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感染症文学論序説 文豪たちはいかに書いたか

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309029580
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

コレラ、結核、スペイン風邪…近代日本はたびたび感染症に見舞われた。文学はそれをどう描いたか。重要な歴史的証言として読み直す。

内容説明

コレラ、結核、腸チフス、赤痢、ペスト、疱瘡、百日咳、スペイン風邪、梅毒…。たびたび感染症に見舞われてきた近代日本。“いま”を考えるためのリアルな史料として読み直す―。もうひとつの近代文学史。

目次

芥川が思い出したコレラ小説―尾崎紅葉『青葡萄』
おとなりの子は賽の河原で石を積んでいる―小泉八雲「コレラ流行期に」
子規がとったソーシャルディスタンス―「消息」と『病牀六尺』
兵站病院で死を覚悟する田山花袋―『第二軍従征日記』の中の腸チフス
たてまえにすぎない交通遮断―夏目漱石『吾輩は猫である』および書簡と疱瘡・ペスト・赤痢
信仰と医療の狭間で―森鴎外「金毘羅」と百日咳
病と臨死体験―柳田国男『遠野物語』の中の腸チフス
不愉快な顔をした病人の家―石川啄木『一握の砂』および日記と結核
日本人の便宜主義に抗して―与謝野晶子「感冒の床から」とスペイン風邪
過敏な人とそうでない人と…―志賀直哉「流行感冒」の中のスペイン風邪
付ける・付けないの人間心理―菊池寛「マスク」
業病と奇蹟―芥川龍之介「南京の基督」と梅毒
感染の絶望―内田百〓「疱瘡神」「虎列刺」
噂・風俗・妙薬―長谷川時雨『旧聞日本橋』の中のコレラ
微笑する「僕」―小島信夫「微笑」と小児麻痺