出版社内容情報
妻だけが知るプロレスラーの素顔。男女の過激なドラマを描きながら、謎に包まれたプロレスの実像にせまる、新しいノンフィクション!
内容説明
妻だけが知るプロレスラーの苦悩と栄光。男女のディープ・ストーリーを描きながら、謎に包まれたプロレスの真実をすべて明かす、新しいノンフィクション!
目次
第1章 力道山の妻・田中敬子―今もあの笑顔を胸に
第2章 〓山善廣の妻・奈津子―ケガと病気と闘う日々のその先に
第3章 剛竜馬の妻・八木幸子―男と女、ミックスド・デスマッチ十番勝負
第4章 葛西純の妻・三知代―血に染まった夫のシャツを脱がせた日々
第5章 藤波辰爾の妻・伽織―妻だけがプロレスラーを分かってあげられる
第6章 ジャイアント馬場の妻・元子―女が純愛スナイパーになる時
著者等紹介
ターザン山本[ターザンヤマモト]
1946年、山口県生まれ。立命館大学文学部中国文学専攻を中退。77年、新大阪新聞社に入社し「週刊ファイト」でプロレス記者としてスタート。80年、ベースボール・マガジン社へ移籍。87年、「週刊プロレス」の編集長に就任。96年8月に同社を退社後、フリーとして活動する
福留崇広[フクトメタカヒロ]
1968年、愛知県生まれ。國學院大学文学部哲学科卒業。92年、報知新聞社入社。現在、コンテンツ編集部所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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豊平川散歩
12
力道山、高山、剛、葛西、藤波、馬場夫妻の秘話。こんな企画もありなんだと感心する。テレビのドキュメンタリーにしてほしい内容。プロレスラーと結婚したいという夢を実現するものの、決して楽な生活ではなく、苦労の連続。それでもしっかり支え合っているのは、本物だと思う。スポーツに怪我はつきものだが、病気で再起が困難になり、家族で世話をするのも大変。サラリーマンもそうだが、プロレスという特別な世界で闘う支えは、奥さんの力なくして、成り立たないと思う。2020/11/29
pudonsha
5
剛竜馬に負けてベルトを取られた藤波さんが妻の前で泣いたというのはプロレスの奥深さを感じさせるエピソードだなと。2022/05/17
おおきなかぶ
5
やはり、ターザン山本さんの文章表現が叙情的過ぎて好きになれない。2020/11/03
spock
4
福留さんの文章は読みやすいが、ターザン山本さんの文章は独りよがりのプロレス文学で読みにくかった。サラリーマンとは異なり無頼であろうプロレスラーを妻の視点から見たプロレス感。プロレスラーとその妻の人生。両者とも命がけだ。プロレスファンとして心から敬意を評します。2025/03/14
tak
4
★★★☆☆2021/08/31