出版社内容情報
文筆界の「左党」たちによるつまみエッセイを集めたアンソロジー。呑兵衛たちにはたまらない下戸にもグッとくる36篇を収録。
内容説明
酒がすすんで困ります…しんみり呑むのも、わいわい呑むのも、「つまみ」あればこそ。36篇のつまみエッセイ。
目次
わが身辺に低廉の佳肴あり(檀一雄)
おつまみ―アーティショーその他(伊丹十三)
三分おつまみ帳(牧野伊三夫)
ポテト・フライ(池波正太郎)
燗酒と自分で作る小さな酒の肴(川本三郎)
ちょっと一杯(山田風太郎)
思い出し肴(阿川佐和子)
久保万先生と酒肴(福田蘭童)
父(高橋みどり)
東京の下町、居酒屋はしご酒・抄(島田雅彦)
丈夫なからだで「吉呑み」(東海林さだお)
会津をめぐる伝統の酒肴(抄)(宇能鴻一郎)
チーカマ放浪記(種村季弘)
寄席がハネたら行きたい店(柳家小満ん)
寄り合い酒にはナスの古漬け(椎名誠)
酒と肴のこと(田辺聖子)
九州@東京(江國香織)
あくなき執念の味(鴨居羊子)
酒、肴、酒(吉田健一)
蜻蛉返り(佐藤垢石)
干物と酒―さまざまな干物と酒の取り合わせを考える(古谷三敏)
おからでシャムパン(内田百〓)
シウマイ弁当de缶ビール(久住昌之)
アジのヒメノ式―上戸と下戸のあいだに流れる深い川(姫野カオルコ)
教え子の焼酎ホタテ、エビ…串焼き肴に(小泉武夫)
酒のさかな(遠藤周作)
どぜう(獅子文六)
イカとビールとふぐ(吉村昭)
塩豆とビール(平松洋子)
葱(吉行淳之介)
みんでんなす(杉浦日向子)
突然出会う(角田光代)
海鼠(辰巳浜子)
貝鍋の歌(中谷宇吉郎)
最も日本的なもの(丸谷才一)
おつまみ作法(澁澤龍彦)
感想・レビュー
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