出版社内容情報
ガボリオが生んだルコック探偵を主人公にボアゴベーが執筆、涙香が翻案、乱歩が現代語訳&解説の豪華版!
黒岩 涙香[クロイワ ルイコウ]
著・文・その他
江戸川 乱歩[エドガワ ランポ]
翻訳
内容説明
探偵小説誕生期の大古典へのリスペクト!あの『鉄仮面』の巨匠ボアゴベーが、ガボリオが生んだ名探偵ルコックの晩年を描いた名作を、日本近代小説の遠祖となった涙香が翻案、それをさらに乱歩が現代語訳。そして、初単行本時に欠落したままであった部分を初めて復活。これが本物の古典名探偵小説!
著者等紹介
黒岩涙香[クロイワルイコウ]
1862年、現在の高知県生まれ。作家、翻案小説家、ジャーナリスト。本名・周六。1888年、新聞連載の『法廷の美人』(原作ヒュー・コンウェイ『暗き日々』)の大ヒットで翻案小説のスターとなる。1892年、『万朝報』紙を発刊し、数々の代表作を発表。また、執念深いスキャンダル記事の展開で“マムシの周六”の異名をとり、部数を伸ばした。1920年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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