出版社内容情報
臨床宗教師(宗教・宗派の垣根を越え、公共の場で人々の心のケアをする宗教者)が、後悔しない死の迎え方、おくり方を語る。
谷山 洋三[タニヤマヨウゾウ]
著・文・その他
内容説明
「死」と向き合うことは、「自分」と向き合うこと。終末期の人の心をケアする臨床宗教師が説く、「死の悲しみ」「別れのつらさ」の乗り越え方のヒント。いますぐ「死」と向き合うための35のレッスン。
目次
第1章 そもそも、現代人は「死」を理解できない(「死」と向き合うことは、「自分」と向き合うこと;今や「死」は身近なものではなくなっている ほか)
第2章 どうすれば「死の恐怖」をなくせるか(「死ぬのが怖い」のは、死んだらどうなるかわからないから;「死後の世界」があるかないかは、自分で決めていい ほか)
第3章 もしも「自分が死ぬ」としたら(死ぬ瞬間まで、自分にできることは意外とある;話せるうちに、「ありがとう」を伝える ほか)
第4章 「大切な人の死」に直面したときにできること(ただ寄り添うこと。それだけでも「癒やし」になる;サポートできることは「話す」「歌う」「触れる」 ほか)
第5章 「死別の悲しみ」を乗り越えるために(人は亡くなった後も、心の中で生き続ける;「悲しみ」を共有することが、立ち直る力になる ほか)
著者等紹介
谷山洋三[タニヤマヨウゾウ]
東北大学大学院文学研究科准教授。日本臨床宗教師会認定臨床宗教師。日本スピリチュアルケア学会認定スピリチュアルケア師。1972年、石川県金沢市の真宗大谷派寺院に生まれる。9歳のときに得度。94年、東北大学文学部卒業。2000年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。新潟県長岡市にある長岡西病院の仏教系緩和ケア病棟でビハーラ僧(常勤僧侶)として勤務した後、四天王寺大学准教授、上智大学グリーフケア研究所主任研究員などを経て、2012年より現職。専門は、臨床死生学(スピリチュアルケア、宗教的ケア、グリーフケア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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