出版社内容情報
『死の棘』の「舞台」となった小岩、及びミホが入院する周辺の土地、そして神戸へ。息子にその記憶の光景は今どう立ち上がるのか。
島尾 伸三[シマオ シンゾウ]
著・文・その他
内容説明
特攻くずれの私小説作家と、奄美の旧家の娘。ふたりの間に生まれた兄妹をむしばむ剥き出しの現実。次第に狂気にさいなまれる母と、家庭をかえりみない不機嫌な父。それは東京・小岩ではじまった。「家庭の事情」と「子供の事情」名作『死の棘』の舞台の片隅で翻弄される幼い二つの命。
目次
第1章 生き物たち
第2章 出神戸
第3章 小岩へ
第4章 砂おろし
第5章 かたわらの子ども
第6章 笑うな
第7章 ねずみ色の景色
著者等紹介
島尾伸三[シマオシンゾウ]
1948年神戸生まれ、奄美大島育ち。写真家。1974年東京造形大学卒。1978年写真家・潮田登久子と結婚。夫妻共著による中国風俗のルポ多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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