出版社内容情報
地域にちなんだ図柄が描かれた「風景印」=「しるしのある風景」を求めて、松田青子の東京の郵便局を巡る散歩がスタートする。
内容説明
風景印(ふうけいいん)―郵便局で押してもらえる、その地域縁の名所旧跡などを絵柄にした印。出不精な作家が風景印に誘われて、てくてく散歩。気付かなかった東京23区+番外編。
目次
東京23区編(千代田区;中央区;港区;新宿区;文京区;台東区;墨田区 ほか)
番外編(吉祥寺(武蔵野市)
姫路市
富岡市)
著者等紹介
松田青子[マツダアオコ]
1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
pohcho
62
東京23区の郵便局をめぐって風景印を集めるエッセイ。少し前に風景印の存在を知って以来、人に出す手紙に押してもらうことはあるが、発送せずにコレクションするという手があるのね。葉書代以上の切手を貼った紙であれば、スタンプ押してもらえるそう(葉書の切手、このころは52円だったんだ)いろんな風景印を眺めるだけで楽しい一冊。かわいい~と思ったのは台東松ケ谷郵便局のかっぱの図案(貝殻の切手をあわせているのもよし)八百屋お七の風景印(!)や樋口一葉も素敵。六本木ヒルズや東京ミッドタウンの中に郵便局があるのは東京らしい。2026/02/25
アマニョッキ
59
松田青子さんが東京23区の風景印を集めてまわる街歩き&コレクションエッセイ。風景印いいですね。各郵便局のこだわりがじわりと出ていて面白い。松田さんが選ぶ切手も毎回かわいいし、途中で寄り道しておやつ食べたりパン買ったりするのも楽しい。小説とは違って毒気ほぼなし。なんだかそこもまた好感が持てた。わたしがもし郵便局員さんだったら、風景印押したくない逃げ逃げ局員だったろうなー。だってあれ絶対難しいし、松田さんじゃなくきっと誰もがきれいに押してね感出してくるよね?2018/03/17
おいしゃん
52
郵便局の風景印を集めている人が、自分以外に周りにいないので、こういう本待ってました!と、ニヤニヤしながら読んだ。風景印を押す局員さんの様子の描写も面白いし、実物が写真で載せてあるのも嬉しい。2018/05/15
ぶんこ
52
「風景印」?初めて知りました。面白いです。近所の郵便局にもありまぢた。早速調べてみると、風景印を集めている人のブログも見つけました。若い頃にずいぶん集めた記念切手を、ようやく切手好きな方に譲ったりと断捨離中なのに、風景印帖を新たに作りたくなり、記念切手も集めたくなりました。困った。それくらい魅力的な内容でした。2018/02/16
fwhd8325
45
確かに郵便局には、風景をデザインした記念スタンプがあったことを思い出しました。郵政のホームページには、風景印がある局を調べることができるんですね。これは、なかなかいいです。松田さんのように、近隣のランチや公園などの目的と合わせれば、素敵な記録になりそうです。最近では、マンホールのふたやダムカードなどもコレクションの話題になっています。公共のサービスや機関だからこそなのでしょうか。スバやマックには記念スタンプは無いものね。さすが公共サービスと唸りました。2017/12/29




