アリと猪木のものがたり

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アリと猪木のものがたり

  • 村松 友視【著】
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  • 河出書房新社(2017/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309026299
  • NDC分類 788.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

モハメド・アリ×アントニオ猪木戦に隠された驚くべき真実。それぞれが辿った波瀾万丈の人生、その人間力を描く渾身の書き下ろし!

内容説明

「世紀の凡戦」、40年の生命力!奇跡的に実現したアリ×猪木戦は、二つの星の摩訶不思議な遭遇だった。20世紀最大のブラック・ヒーローとしてリング内外で闘い続けたボクサーと、世間の偏見と対峙しながら「過激なプロレス」に突き進んだレスラーは、対戦のなかで、相手に何を見たか?二つの光跡の運命的な交わりを描く、著者入魂のライフワーク。

目次

第1章 イノキ前史としての力道山時代
第2章 “世間”と“過激”
第3章 アリの筋道
第4章 イノキの筋道
第5章 未知との遭遇への牛歩
第6章 イノキ対アリ戦、観察的観戦記
エピローグ 北朝鮮のアリとイノキ

著者等紹介

村松友視[ムラマツトモミ]
1940年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。文芸誌『海』の編集者を経て、80年『私、プロレスの味方です』で作家デビュー。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

135
村松友視は、『私、プロレスの味方です 』以来30数年読み続けている作家です。著者の久々のプロレス本、懐かしく読みました。面白くなくはないですが、村松友視も年を取り過ぎたかなぁといった感じです。アリVS猪木戦は、関心はありましたが、結局観なかったことを想い出しました。2017/12/14

ぐうぐう

30
歴史は変わることがない。そこには、歴史だけが持つ重みが存在している。しかし、歴史の評価は、ときに覆ることがある。世紀の凡戦と言われた、1976年のモハメド・アリ対アントニオ猪木による格闘技世界一決定戦。どのメディアからも凡戦の烙印を押されたこの一戦を、41年の歳月を経て、村松友視は再検証し、評価を覆そうと試みる。とはいえ、この試みは、とてもパーソナルな動機に基づいている。『私、プロレスの味方です』でデビューした村松であったが、アリ対猪木戦を作家として真正面から対峙することを避けてきた。(つづく)2017/12/28

Akihiro Nishio

23
コンゴ人にキンシャサでのアリと猪木の闘いについて聞いたのだか、本書でキンシャサで闘ったのはフォアマンであったことを知る。プロレスというコップの中での闘いから世間を巻き込むスキャンダルへと格上げを狙う猪木と、多分にプロレス的感性を持つ希代のボクサーが出合い、殆ど不可能なマッチメークをやり遂げ、リングの中でお互いの想像力を駆使して闘ったことを知る。リングでの闘いにそれ以上の意味を与えてカリスマになった二人には理解しあえるものがあり、その後の親交に繋がった。賠償三津子が猪木を外の世界へと導いたという指摘も面白い2018/10/28

中田俊輔

13
アントニオ猪木とアリとの戦いに凄く興味があって結果的にはモヤモヤした試合なんですけど裏にはデモンストレーションとしてのアリと真剣勝負の猪木アリは世界戦も控えていたので自分有利のルールを提示し猪木は試合をとにかく成立させたくて、その条件をのむ猪木はがんじがらめで寝てキックを放つしか方法がなくアリのグローブは物凄く薄く一発で目がダメになる可能性がありアリは疲れを待って一発を狙う作戦が疲れるどころかアリの足が猪木のキックで試合後ありは入院することになり猪木も蹴りつずけた足が骨折したり、このときの猪木はカッコイイ2020/04/21

まさかず

10
猪木はプロレスの枠を超え格闘者たらんとした男。枠からはみ出た者への嘲笑・社会が内在的に持つ批判性を炙り出してきた。アリはボクシングを通して優位性を示す者。自らを貶める者に誇りを持つ姿を見せた男。「世紀の茶番劇」は両者負けられない。それを物語る雁字搦めのルール。闘いの最中に互いの背景を見たなら、15ラウンド反則行為ながら決定打のチャンスを止めた心が相手への敬意であるなら、それは相互理解そのもの。「二人にしかわからない」と表現された心とリングに立った両者に敬意を強く抱かずにいられなかった。2020/09/23

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