猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか―80年代プロレス暗闘史

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猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか―80年代プロレス暗闘史

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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309025506
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

全日・馬場と新日・猪木の団体サバイバル戦争の実態とは? 両者の壮絶な駆け引きを、プロレス史に刻まれた数々の事件とともに追う!

西花池 湖南[ニシハナイケ コナン]
1961年生まれ。同志社大学卒。80年代?90年代にかけて、新書の編集者として十数冊に及ぶプロレス本を企画、好評を博す。近年明らかにされた諸事実をもとに、新たな活字プロレスの世界の提示に情熱を燃やす。

内容説明

新日VS全日、生き残りを賭けた“場外死闘”の内幕!プロレス黄金期の絶頂と落日を深層解読。

目次

序章 前史―馬場が敗北、猪木が勝利した10年戦争―破綻寸前まで追い込まれていた全日本の凋落
1章 1981年スタン・ハンセンの衝撃―全日本消滅への「最後の詰め」を誤った新日本
2章 1982年タイガーマスクの天下―超天才の煌きで隠された、猪木・新日本の綻び
3章 1983年長州力の驀進―IWGP迷走に始まる、猪木バブルの崩壊と革命の勃発
4章 1984年藤原喜明の悶絶―第1次UWFが提示した、馬場・猪木抜きのプロレス
5章 1985年ブルーザー・ブロディの咆哮―落日の猪木、復権する馬場、そして革命勢力の蹉跌
6章 1986年前田日明の風雲―猪木神話の終焉と新格闘王伝説の始まり
7章 1987年天龍源一郎の決意―旧態依然の全日を変えた、造反なき革命
8章 1988年藤波辰爾の挫折―飛龍革命の失敗とともに始まる第2次UWFの快進撃
9章 1989年そして、ドームへ―テレビプロレスが終わり、次世代の成功が準備された

著者等紹介

西花池湖南[ニシハナイケコナン]
1961年生まれ。同志社大学卒。1980年代から90年代にかけて新書をメインにした出版社に在籍。当時、売れないとされてきた「活字プロレス路線」と新書哲学を組み合わせ、十数冊に及ぶプロレス探究本を世に問い、好評を博す。その後、一時出版界から距離をおいていたが、このたび、21世紀以降に明らかにされた諸事実をもとに、プロレス芸術を後世に伝え、新たな活字プロレスの世界を提示すべく、筆をとった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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