出版社内容情報
数多の困難を乗り超え、人間を見据えてきた著者が、危機を脱出するために必要な人間力を説き、人生を切り拓くための精神にせまる!
曾野 綾子[ソノ アヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学卒。93年、恩賜賞・日本芸術院賞受賞。2003年、文化功労者に。2012年菊池寛賞受賞。著書に『老いの才覚』『人生の収穫』『酔狂に生きる』『生身の人間』等多数。
内容説明
人生は何とかなる!自力で危機を脱出するための偉大なる知恵!
目次
第1章 「運を信じる」という謙虚な姿勢
第2章 世の中はすべて理想では動かない
第3章 「私」を失わない眼で外界を眺める
第4章 現世で二つ同時にいいことはない
第5章 人は失敗を承知でも生きる
第6章 自力で危機を脱出するのが人間の姿
著者等紹介
曾野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。87年、『湖水誕生』で土木学会著作賞受賞。93年、恩賜賞・日本芸術院賞受賞。95年、日本放送協会放送文化賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文学賞ならびに読売国際協力賞受賞。2003年、文化功労者となる。1995年から2005年まで日本財団会長を務める。2012年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
26
エッセイ。不運を幸運に変えるというキャッチーなタイトルでしたが、いつもの曽野節に変わりはなく、『どうあがいたって、なるようにしかならんよね』って感じでした。宗教色も強くないです。2017/09/19
eipero25
4
心に栄養剤を欲した時には曽野綾子を読むことにしている。タイトルほどの効力はなかったけれど、少しは上向きになれたかな。シオラレオネの手足切断のお話は恐ろしかった。日本に生まれてよかった。2023/10/27
hiyu
4
前書きで十分という思いはある。枝葉末節でしかないのだが、帯の、人生は「何とかなる」ではなく、「何とかする」の方がしっくりとはいく。2017/03/20
あや
2
昨年の産経新聞コラム誤読騒動以後南アフリカの女性大使と親しくなり三浦半島の別荘に招く仲になったとの記述があり安堵している。海外の修道女を40年余りにわたって支援するNPOを運営してきたこともたぶん著書を読んだ人にしか知られていないけれどご本人もそういうことをひけらかすのお嫌いなのであろう。2017/01/07
kenji08421
1
うーーん、俺が読みたいのは誰かの感想じゃなくて、事実に基づいた意見だなぁ、と思った。読む本変えよ〜 この本はもう少し年取ってからまた読み返そっと。2018/04/12